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【社員は会社に協力的ですか?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
会社が事業を行うには社員の協力が不可欠です。
ところで社員は協力的ですか?


社員は会社の事業に対して貢献することが求められます。
必要な結果や成果を出すのも貢献です。
そして他の社員への協力も、組織の一員として必要な貢献です。
ところが残念ですが、どこの会社にも協力的でない社員がいます。
なぜ協力的でないのでしょうか?
個人に与えられた貢献を果たすので精一杯の社員もいます。
その中には、個人に求められている結果を出すことを優先して、協力しない社員もいます。
このタイプの社員には、そもそも協力する余裕がありません。
ですので、協力的でないとは言えません。
逆に、協力することを優先して、個人に求められていることを後回しにする人もいます。
この社員の方が問題です。
また、個人に課された成果も出さず、協力的でもない社員もいます。
このタイプの社員が多くの会社で一番問題とされます。
会社全体の視点でも、所属している部署やグループの視点でも、他の社員の貢献に依存している存在です。
厳しい言い方をすると、寄生しているだけです。
しかし同じくらい問題なタイプの社員がいます。
それは、個人に与えられた貢献を果たしていて協力的でない社員です。
このタイプの社員は、求められている結果を出しています。
十分な貢献をしている上に、わざわざ協力する必要がないと思っているのかもしれません。
しかし、この考え方と姿勢は組織の一員として好ましくありません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
評価方法を見直すことが、1つの解決策となります。
多くの会社では、個人の成果を中心に評価しています。
一部の会社では、部署などチーム全体の成果を評価に加えています。
この2つに、所属しているチームへの協力を加えるのです。
例えば、
・個人での成果が不十分な場合は、協力は評価しない
・個人での成果が十分な場合、協力の評価の重みを上げ、不十分な場合マイナス評価とする
などです。
会社が社員に対して求める貢献は、ただ伝えるだけでなく、評価と連動させることが大切です。
これが制度として整備され、きちんと運用されているのも、現場力の強い会社の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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