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【WIN-WINの扱い方には注意が必要】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
WIN-WINという言葉を、頻繁に使う人がいます。
どういう意味なのでしょうか?


WIN-WINは、ビジネスの世界でしばしば聞く言葉です。
特に交渉の場面や、関係を表現する時に使われます。
ビジネスの関係は、必ずしも平等でも公平でもありません。
弱肉強食の厳しい世界です。
強者と弱者がいて、勝つ者と負ける者がいます。
しかし、両者共に勝ったと思える交渉が出来たり、関係が築けたら素晴らしいことです。
当然、長期的に良好な関係を保つには、WIN-WINであることが理想的です。
ですので、WIN-WINは誰にとっても魅力的です。
実際、交渉や商談、ビジネス上の付き合いを始める時に、WIN-WINという言葉を使う人がいます。
しかし、中身をよく聞くと、実際は違うことが多いようです。
お互いに我慢する所は我慢して、妥協点を見つけようとしていることもあります。
これは、LOOSE-LOOSEです。
そして実際に多いのは、WIN-LOOSEの自分の都合の良い着地点を、WIN-WINという都合の良い表現をしているケースです。
その時は納得しても、いつか相手はWIN-WINでないことに気付きます。
その時、騙されたと思うでしょう。
当然、相手のことを信用しなくなりますので、良い関係を長く続けることは出来ません。
これらの人は、相手からするとWIN-WINを、ただ利用しているように見えます。
本当に、そうなのでしょうか?
もちろん中には、そのような人もいますが、本当にWIN-WINを目指している人もいます。
しかし現実には、WIN-WINを目指していても、自分の立場や事情なども考えながら交渉したり、付き合っているうちに、いつの間にかWIN-WINから方向がずれてしまうものです。
それほど、本当にWIN-WINを実現するのは、簡単なことではないのです。
WIN-WINは、簡単に口にするのは控える方が良い言葉です。
しかし、長期的に良い関係を築きたい相手との間では実現したいものとして、常に意識することは価値があります。
実現の難しさを認識し、使い方によっては相手の信用を失う可能性を理解しながら、WIN-WINの関係を模索しているのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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