神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
管理職は、毎日忙しい日々を送っています。
そのような日々の中、部下からのホウレンソウへ対応出来ていますか?
管理職にもなると、出席しなくてはならない会議も多くなります。
自らも仕事を抱えています。
その上、部門の業務全体を管理しなくてはなりません。
さらに部下の管理や育成もしなくてはなりません。
当然、しなくてはならないことに追われます。
そのような日々の中、優先順位をつけて業務をこなしています。
業務の中で、後回しにしがちなのが自分自身の業務です。
そして、次に後回しにしてしまうのが部下からのホウレンソウのことが多いようです。
そのようなことはないと思っている管理職が多いことは承知しています。
しかし実際に聞いてみると、ホウレンソウへの対応の遅さが、上司への不満のの上位に上がります。
現場の業務は常に動いています。
相談への対応が遅ければ、仕事を進めることが出来ません。
これは、誰にでも明らかです。
管理職も、後回しにしているケースは少ないです。
実際に多くの問題を起こしているのは、報告や連絡への対応の遅れです。
報告や連絡を受けて、その内容に問題がなければ良いのですが、問題があるケースもあります。
問題があれば管理職は、状況を確認したり、仕事中止させたり、修正するなどの対応をしなくてはなりません。
ここで問題となるのは、対応のタイミングです。
管理職が対応するまで、部下はそのまま作業を進めてしまいます。
管理職の対応が遅れれば遅れるほど、無駄な作業が増えてしまうのです。
部下から見ると、前に報告や連絡しているのに、後になって、中止や変更を指示されるのです。
一種のちゃぶ台返しです。
管理職には自覚が薄いかもしれませんが、これが部下が感じている不満です。
部下からのホウレンソウへの対応は最優先に対応しなくはなりません。
特に報告や連絡は意識して、早く目を通し、対応することが大切です。
そして、もう1つ、メールや書面での相談にも注意が必要です。
全ての部下が、相談があれば積極的にプッシュしてくるとは限りません。
管理職が忙しいことに配慮して、あえて声をかけず、メールや文書で相談してくる部下も少なくありません。
部下からのホウレンソウは、必ずしも忙しい中で注意を引く形でなされるとは限りません。
そして注意を引くかどうかと、早く対応する必要があるかどうかに関係はありません。
そのことを理解し、部下からのホウレンソウに迅速に対応しているのも、現場力の強い管理職の特長の1つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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