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経営者の人と会えないストレス

経営者の現場力

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
以前のように気軽に人と会えない状況が続いています。
そのことでストレスを感じてるのは経営者も同じです。
経営者の現場力


新型コロナウイルスの感染拡大防止のために行動自粛が求められて1年になります。
その中で特に人と会い、話す機会が減っている人が多くいます。
人との関りは、面倒なことも少なくありません。
それでも、関りが希薄になると寂しさを感じるものです。
中には孤独を感じる人もいます。
人と会う機会が減っているのは経営者も同じです。
しかし経営者が人と会う機会が減ることで感じているのは、寂しさや孤独だけではないようです。
むしろ経営者は不安の方を強く感じているようです。
経営者が行う判断は、会社に大きな影響を与えるものです。
そのため普段から、人と会い、話すことで情報を入手しています。
また、懇意な経営者などから意見を聞いています。
少しでも良い判断、決定をするために必要なことです。
経営者は権限が大きい分、責任も重いです。
もちろん大きな影響を与える判断であれば、下すのにプレッシャーもかかります。
人と話すことで、そのプレッシャーは多少かもしれませんが軽減されます。
しかも、現在のように先行きの不透明な中での判断はプレッシャーが一層大きくなります。
そして不安も感じて当然です。
プレッシャーや不安が大きいだけ、特に同じ立場の人と意見交換することの価値は大きくなります。
また、経家者には権限があるといっても、さまざまな制約があります。
普段でも理不尽に感じていることは多くあります。
不満などの気持ちを吐き出し、すっきりしてからの方が、前向きになれるのは経営者も同じです。
新型コロナウイルスは誰かのせいではありません。
しかし、国や市町村がしていること、していないことへ理不尽さを感じ、普段以上に不満を持っている経営者は多くいます。
その不満を吐き出せるのも、本当に分かち合えるのも、従業員ではなく、同じ立場の人たちです。
経営者の不安や不満は、従業員に伝えると、社内に不安が広がったり、雰囲気が悪くなることもあります。
そのことを経営者は分かっています。
人と会い、話す機会が減ることは、不満を吐き出し、不安を解消する機会が減ることです。
普段以上に精神的に辛い中、奮闘している経営者も多いです。
だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。
そして支援したいと思っています。
応援しています!

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