神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
仕事が出来ると言われている人には特長があります。
それは、短時間に簡単に出来ることを着実にしていることです。

仕事が出来ると言われる人の中には、特定の能力の高い人がいます。
知識が豊富だったり、人にないスキルを持っていたりします。
そのような能力の高さが目立ちます。
しかし、能力だけを見ると特に優れているわけではなくても仕事が出来る人がいます。
そのような人に共通していることは、小さなことを疎かにしないことです。
仕事でしていることの中には、短時間で簡単に出来ることが多くあります。
確認する、報告する、様子を見る、作業に一手間かける、ちょっとしたことを伝えるなどです。
一つひとつは些細なことです。
これらの一つひとつが大きな効果があるとは思えません。
しかし、それらの些細なことが、お客様や一緒に仕事をしている人に安心感を与えることが出来ます。
安心感を与えることでスムーズに仕事が運ぶようになります。
また何らかの行き違いや、問題の兆候に早いタイミングで気付く可能性が高くなります。
大きなトラブルを回避出来るだけでなく、修正したりやり直すために必要な時間も短縮出来ます。
そこで多くの人は、いつでも出来るからと、先送りにしたり、まぁいいかとはしょったりします。
すぐにしなくても問題になることはないでしょう。
一度や二度しなくても問題は起こらないでしょう。
したからといって、良いことが起こるわけでもありません。
細かいことをもれなく行い続けるのは、誰にとっても面倒なことです。
いつの間にか、しなくなってしまうのも仕方がないかもしれません。
しかし、仕事の質を高く維持するには、細かいことをもれなく着実にすることが必要です。
そのことが分かっているので、経営者は従業員に細かいことであっても着実に行うことを望んでいます。
ところが、細かいことを頻繁に言うと、うるさがられるものです。
仕事の質は会社の評判に影響し、会社の評判は業績に影響します。
うるさいと思われていることは分かっていても、細かいことを言い続けなくてはならないのが会社の責任者である経営者です。
だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。
そして支援したいと思っています。
応援しています！

長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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