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【多数に合わせるのが良いのか?(1)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
ビジネスで
様々な選択肢の中から
一つを選ぶ場面は
多くあります。
その時、
どのように決めていますか?
何かを決める時の方法は
いろいろあります。
その中で一番一般的なのが
多数決です。
民主主義では
最も一般的な決め方で
子供の頃から
慣れ親しんでいます。
ところで、
ビジネスについても
多数に合わせるのが
最適なのでしょうか?
私は戦略や戦術を決める時、
多数に合わせるのは
良くないことが多いと
考えています。
今回から何回かで
具体的な例を
見てみたいと思います。
今回は、
松下電器の創業者
松下幸之助氏の話です。


松下電器が
まだ中小企業だった頃、
大切にしていた販売店の
店主を集めての
会食の準備をしている時、
松下幸之助氏が
宴席の座布団を
一つひとつ確認して
回っていました。
そして時々
座布団をひっくり返して
いました。
社員が何をしているのか
尋ねると、
座布団には前後と表裏がある
それを確認して直している
と答えたそうです。
その時その場にいた社員が、
座布団の置き方を見ている人は
ほとんどいないので
そこまでしなくて
良いのではないかと尋ねると、
ほとんどの人は
気付かないかもしれないが
それはそれで良い
気付いた人が
行き届いていると
思ってくれれば良い
と答えたそうです。
どんなことでも、
気にならない人もいれば
気になる人もいます。
気にならない人が
大多数のこともあります。
それでも気になる人がいて、
そのことで評価されるとしたら、
ごく僅かの人のために
細部までこだわることを
松下幸之助氏は大切にしたのです。
お客様をもてなす場面での
このケースですが、
ほとんどの人が気にしない
座布団を置く向きは
気にしなくて良いのでしょうか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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