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【質問された時の反応(3)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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質問の力は強力です。
質問をされると、
質問された内容について
考えてしまいます。
つまり、
質問することで、
相手の思考の対象を
コントロール出来るのです。
質問の力が強力なことは
多くの人が経験的に
分かっています。
そして
質問されると、
経験から身につけた
人それぞれ違う方法で
無意識に反応します。
その反応は
必ずしも
質問の言葉の意味通りに
受け取ったのとは
違うことがあります。
質問された時、
人はどんな反応を
するのかを考えていきます。
今回は、
裏読みをする
です。


前回までに
オープンな質問をされた時、
フィルターをかけたり
話題を選んだりすることを
書いてきました。
もっと具体的な質問の場合、
別のことが起こります。
最近の職場の人間関係は
微妙な関係なようです。
明らかにギスギスした
雰囲気の職場は
分かりやすいですが、
表面的には和やかですが
お互いに気を遣って
実際には
ピリピリしている職場も
多いように感じます。
これらの職場では、
何か質問された時の
表情は違いますが、
質問を言葉通り受け取らず、
質問の意図を
必要以上に
読もうとすることは
共通しています。
例えば、
仕事の調子を尋ねる質問を
された場合を
考えてみます。
実は
考えるのではなく、
実際に現場で聞いた話です。
素直に聞けば、
しんどかったり
きつかったりしないか、
困っていることはないか、
問題はないか、
などの気遣いや
思いやりの気持ちからの
質問です。
ところが、
機嫌取り、
配置換えの打診、
注意や指導への前振りなど、
裏に意図があるように
受け取るのです。
いわゆる疑心暗鬼です。
打たれ弱いと言われる
若手社員への指導や、
パワハラやセクハラと
受け取られないように
部下や同僚との
コミュニケーションに
気を遣わなくてはならない現状が
職場の人間関係を
薄っぺらいモノにしています。
お互いに
はっきりと伝えないことが
普通になっているので、
聞いた方は
相手の本意をくみ取とうとし、
伝える方も
真意をくみ取って欲しいと
思っています。
これでは
職場のコミュニケーションを密にし
人間関係を強くしようとしても
難しいのは当然ですが、
これが現実です。
今回は、
裏読みについて考えました。
次のブログでは、
言葉の意味通り反応しない
一番典型的な質問について
考えます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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