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【質問を学ぶ意味と使い方】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
質問の持つ力の大きさは
ご存知の方も多いと思います。
質問の使い方についての
書籍も多く出ていますし、
コーチングや
管理職の必要スキルとして
研修などで習った方も
多いようです。
一方、
思ったような効果はない
という声もよく聞きます。
なぜでしょうか?


質問を勉強すると、
多くの役に立つ質問を
知ることができます。
多くの質問の活用法では
順序に従って質問すると、
質問する人が希望している
結末に至るプロセスが
提示されています。
そしてメソッドによっては
キラー・クエスチョンのような、
この質問をすれば効果絶大という
特別に効果的な質問が
推奨されていることもあります。
ところが現実には
その通りになりません。
当たり前のことですが
質問をする相手は人です。
習った通りに質問していっても
同じような答えが
返って来ることもありません。
そして
もしシナリオ通りの答えが
得られたとしても、
相手の心の中で起こっていること
が違うことがあります。
コミュニケーションは
単なる言葉の意味のキャッチボール
ではありません。
言葉だけでなく
動作や表情も含めて
多くの情報を交換するものです。
そして、
コミュニケーションで起こるのは
感情の動きです。
ですので、
質問の効果は、
状況やタイミング、
二人の関係性によって
大きく変わります。
これがポイントです。
教えられている質問の多くは
とても効果的なものです。
しかし、
その効果を引き出せるかどうかは
質問する人が
その質問が効果的な状況を
作り出せているか?
その質問の効果が得られるのに
相応しい状況かどうかを
見極められるかどうか?
にかかっています。
自分自身の表情や口調に
注意を払いながら
質問を投げかけ、
相手の答えた内容を
言葉として聞くと同時に
思いや感情を読み取り、
効果を考えながら
相槌などの対応を行い、
その対応への
相手の反応を読み取り、
その上で
次にするに相応しい質問を
投げかける、
このプロセスを
意識しながら経験を
積むことが必要です。
そうすることで、
相手の思いや感情を
読み取る精度を高め、
質問の効果を上げるように
なっていきます。
質問には絶大な力があります。
学ぶ価値があります。
ただし、
質問の効果を得るには
経験を積んで習熟すること
が必要です。
誰でも
意識を持って使っていけば
習熟出来ます。
どんな効果的な質問も
質問の効果を決めるのは
あなた次第なのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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