ビブラビ記事一覧

【ミーティングで不満そうな人の扱い方(2)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
ファシリテーターとして
クライアントの会社の
会議に参加した後、
参加している管理職の方から
時々相談を受けます。
最近受けた、
話し合いの途中で
不満そうな様子の見える人を
どのように扱うか?
という相談は、
しばしば受けます。
このテーマについて
考えていく2回目です。
今回から、
不満そうにしている
参加者がいる場合の
対応ごとに考えていきます。
今回は、
見て見ぬ振りをする
です。


今回相談してこられた管理職に、
不満そうな人がいたら
どうしているかを
聞いてみました。
その方は、
見て見ぬ振りを
しているようでした。
発言を求めれば、
反対意見が出てくることが
多いのは想像がつきます。
反対意見が出れば、
混乱する可能性があり、
会議は長引く上に
結論に至らないかも
しれません。
そこで、
本人が発言を求めない限り
気づかない振りを
しているそうです。
それでも気になっているので、
ミーティングが終わった後、
協力を求めるような言葉を
かけるようにしているようですが
不満そうな表情のままだそうです。
では、
私はどうしているのでしょうか?
不満そうな様子が
感じられる参加者がいると
放置することはありません。
必ず発言を求めます。
不満そうな様子に気づいたら
かなり早い段階で
何か意見はありませんか?
と声をかけます。
この段階での質問では、
特に不満そうに見えているなど
私の解釈を加えることは
ありません。
ただ、
多くの参加者から発言を
してもらう流れの中で
たまたまその人の
順番だったという感じで
質問します。
そこで、
何か意見を言ってくれたら、
一つの意見として取り上げ、
話し合いを進めます。
何も言ってくれない場合は
しばらく様子を見ます。
特定の意見、
特定の人の意見に
反応しているかどうかを
観察します。
不満の原因が想定出来たら、
もう少し具体的に
対象を絞り込んで
質問を投げかけます。
私は常に
反対意見を歓迎しています。
反対意見があることで、
視点が広がったり、
思考が深まったりして、
結果として
より良い結論につながると
信じているからです。
そして、
全員の合意を得るためには
反対意見を出来るだけ多く
議論の場に出すことは
重要だからです。
この管理職の方は、
見て見ぬ振りをする
タイプでした。
一部の参加者が
不満そうな顔のまま
ミーティングを終えることを
悩んでいる管理職には
他のタイプもいました。
次のブログでは、
他のタイプについて
考えていきます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
オフィス・ビブラビの
オフィシャルFacebookページは
こちらです。

http://www.facebook.com/OFFICE.VIVE.LA.VIE
ブログの更新情報の他、
現場力強化と活用についての
情報を投稿しています。
ページに「いいね!」
していただいたら嬉しいです。

アーカイブ

オフィスビブラビ公式Facebook

PAGE TOP