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【ビジネスは戦い?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスで使われる用語は戦略や戦術など戦争用語が多いです。
ところで、ビジネスは戦いなのでしょうか?


戦略や戦術など、経営に関して使われる用語も、戦争に由来するものが多いです。
ビジネスは弱肉強食の世界だと言われることもあります。
言葉の印象から、ビジネスは戦争と似たイメージを持っている人が多いようです。
しかし、本当にビジネスは戦争なのでしょうか?
実際、ビジネスでは、競合他社に勝った、負けたと言うことが多いです。
特定のクライアントで競合になった場面は、戦闘と言えると思います。
しかし、それ以外、例えば競合商品のシェアでも勝った、負けたと言います。
これは戦闘ではなく、競争です。
この2つを区別することは重要だと考えています。
スポーツで言えば、ボクシングでは戦います。
100m走やマラソンなど陸上競技ではタイムを競います。
陸上競技でも相手はいます。
相手のことも研究しますが、勝つために目指す水準を決めるためです。
そして、勝つためにすべきことは、自らのレベルを上げることです。
ビジネスは戦争よりも競争に近いと考えています。
直接競合相手を叩くことは出来ません。
現実には、どれだけマーケットのニーズに応えられるか、どれだけ顧客の利便性を高められるのか、などで競うことになります。
競合相手のレベルと、マーケットが求めているレベルを研究した上で、自らのレベルを上げなくてはなりません。
そのためには、相手に勝つこと以上に、レベルを上げ続けるために自らに克つことを意識することが重要です。
このことを理解し、実行出来ているのも、現場力の強い会社とビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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