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【他人への貢献の問題点】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
仕事では、他人への貢献を意識することが重要です。
しかし、意識が強すぎるのも問題です。


「働く」とは、「はたにいる人を楽にすること」とだと表現する人がいます。
職場の仲間、お客様など、自分以外の人を楽にすることが、働くことだと言う考え方です。
実際、他人から感謝されたり、貢献を評価されるのは嬉しいものです。
多くの人が、仕事の中でやり甲斐を感じる要因の1つです。
また、感謝されたり評価される喜びを知っているので、多くの人は他人から協力や助けを求められると、応えたいと思います。
応えれば、貢献する機会があり、その先には喜びを感じるチャンスがあるからです。
そして、助けを求められるということは、その人から評価されていて、貢献を期待されている証です。
応えたくなるのは当然と言えます。
しかし、求めに応じると、自分の負担が増えます。
そこで無意識のうちに、今していること、しなくてはならないことと比較します。
そして、引き受けることで得られる喜びの方が大きいと、引き受けたい気持ちが強くなります。
しかし、今していることを止めたり、手を抜いたり出来ないと思えば、断るでしょう。
また別の視点で見ると、今の状態が充実していて、満足度が高いと、断るか、引き受けられる範囲内で引き受けるでしょう。
ところが実際には引き受ける人がいます。
その中には、人から頼まれると断れないタイプの人もいます。
しかし、このタイプの人は、元々しなくてはならないことか、引き受けたことのいずれか、あるいは両方を中途半端にしてしまうことが多いです。
優しいのかもしれませんし、気が弱いのかもしれません。
しかし、結果として無責任と言われることも少なくありません。
また、別の理由で引き受ける人がいます。
今の状態に満足しておらず、人からの感謝を実感することもないため、人の期待に応える機会が非常に魅力的に見えるのです。
ここに問題が潜んでいます。
貢献している相手も、感謝していても、最初の頃のように表現してくれなくなります。
そうすると、今の状態に不満を感じ、モチベーションが下がるのです。
そこで、積極的に感謝を伝えてくれる場に行きたくなるのです。
しかし、これは別の見方をすると、現実からの逃避です。
極端な言い方をすると、しなくてはならないことを避けたり、後回しにする口実でしかないからです。
日常の生活には刺激が少ないものです。
辛いことがあったり、困難なことに取り組まなくてはならない状態は心地よくありません。
一方、人を助け、感謝されることは、大きな喜びです。
しかも、人から頼られることは、自尊心を高めてくれます。
人から頼れられること魅力を感じるのは、自然なことです。
それを分かった上で、すべきことから逃げず、引き受けるかどうかを決断し、行動出来るのも、現実力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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