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「論理思考」の使い方(1)

ビジネス・スキルの中でも、

最も注目を浴びているモノの一つが、
「論理思考」です。

 

「論理思考」と一口に言っても、
さまざまな種類があります。

 

その中には、
原則や姿勢
ツール
などが混雑しています。

 

ところが一方、
「人は感情で決断し、論理で自分の決断を正当化する」
とも言われています。

 

では、
「論理思考」は現場では、
使えるのでしょうか?
使えるとすれば、
どのように使えば良いのでしょうか?

 


 

ビジネスだけに限らず、
人を説得したり、
説明することは、
必要な場面が多いものです。

 

結論から言うと、
「論理的」に考える
ことを習慣にして、
「感情」に訴えて説得する
「分かりやすく」説明する
ことを心掛ける
ことが必要なのです。

 

つまり、
「論理思考」は、
必要ですし、
使えます。

 

「説得」するにも、
「説明」するにも、
伝える側の
ぶれない自信
が根底に必要です。

 

その、
ぶれない自信
を持つために、
「論理思考」
が必須となります。

 

「論理思考」
と言われているモノには
さまざまなモノが混在しています。

 

ここでは、
原則・姿勢
ツール
の二つに分けて考えてみます。

 

そして、今回は1回目として、
原則・姿勢について考えてみます。

 
 

原則・姿勢として、
ゼロベース思考
クリティカル・シンキングの一部
があります。

 

世の中には常識があり、
人には先入観があります。

 

どちらも一種の
思い込みです。

 

それも、人によって、
微妙に違います。

 

ですので、
論理的に考える基本として、
当たり前だと思っていることを
疑うことが必要になります。

 

当たり前を当たり前として、
考えるのが、
一から考える
当たり前自体から考えるのが
ゼロベース思考
そのようなイメージです。

 

そして、
当たり前だと思っていること、
常識や先入観
を再考する時に使うのが、
クリティカル・シンキング
です。

 

クリティカル
というと、
批評
という訳語が邪魔しますが、
日本語では、
批評と批判がほとんど混同して
使われることが多いからです。

 

議論が反論と混同されるのと似ています。

 

実は
日本人の苦手な部分です。

 

クリティカル・シンキングは、
相手だけでなく、自分が
考えていること、
考えたことが、
本当に正しいのかを確認する
ために使うことも多くあります。

 

そして、今のテーマの
論理的に考える、
原則・姿勢
のために使える部分があります。

 

当たり前だと思ってしまいがちなこと、
つまり、
他の人が
思っている、
あるいは
考えている、
ことが、本当に
共通しているのかを
確認する質問を行うことです。

 

クリティカル・シンキングの
11の基本的な質問の内、
以下の質問が役に立ちます。

 

理由は何か?
どの語句があいまいか?
前提は何か?
証拠は十分か?
統計に誤りはないか?
どんな重要情報が省かれているか?

 
 

普段から、
このような質問を
自分にしていたら、疲れます。
人に対したしていたら、
うっとうしがられます。

 

でも、
本当に大切なことを考える時、
人との間に誤解が生まれた時、
意見の違う人と議論する時
には、効果があります。

 

次回からは、
ツールについて考えてみます。

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