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【社員間の「遠慮」と現場力】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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職場の雰囲気は
どんな感じですか?
私がお邪魔する機会の多い
中小企業では、
アットホームな雰囲気の
会社が多いようです。
ところが、
そんな会社で
真剣に課題に
取り組もうとすると
通常ならば好ましいはずの
アットホームな雰囲気が
大きな障害になることが
少なくありません。
どのように取り組めば
良いでしょうか?


ピリピリしている職場は
緊張感が高く疲れます。
ギスギスしている職場は
気分が重くなります。
アットホームな雰囲気は
職場の雰囲気としては
理想的と言えます。
ただし、
多くの職場では社員が、
お互いに気を遣い、
必要以上に踏み込まず、
厳しいことを言うことを
避ける
ことで
アットホームな雰囲気を
崩さないように
努力しているものです。
ところが、
問題が起こったり、
何かを解決しようとすると、
このアットホームな
雰囲気のための
気遣いの習慣が
「遠慮」という形で
障害になるのです。
今までずっと、
アットホームな雰囲気を
守るために、
厳しいことを
言わないできたのです。
ところが、
問題の原因や
解決のポイントを
話し合うには、
職場の仲間の
仕事のやり方や
していることを
評価することが
必要になります。
これは、
取り方によっては、
批判していることに
つながります。
職場の仲間への批判は、
アットホームな雰囲気を
壊す可能性があるのです。
ワーク・ブレイクダウンの
プログラムの
始めの頃は、
しつこいくらい
「人とコトを分ける」ことを
繰り返し伝え、
実践してもらいます。
そうすると、
少しずつですが、
評価や批判が
「人」に対してではない
というスタイルの
ディスカッションに
慣れていきます。
それでも、
相手への「遠慮」は
なくなるわけではありません。
そんな時は、
私のような外部の者か
上司が
覚悟を持って
厳しい指摘をする役割を
担うことが必要です。
「遠慮」は
人間関係を円滑に
する効果もありますが、
課題解決の現場では
障害になることも
あるのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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