ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
話は、
人を通して伝わっていくうちに
内容が変わってしまうことが
あります。
意図的か無意識かは
分かりませんが、
その変わり方によっては、
現場を混乱させることがあります。
そんなことに
改めて気付かされたのが、
先日の喫茶店での
隣の席のビジネスマンの
グループの会話です。
そのグループでは、
理研と小保方氏のことが
話題になっていました。
一人が、次のように言いました。
テレビで見たけど、
理研の幹部にレポーターが
「責任があるのは
小保方さん一人ですか?」
と聞いたら、
「そうです」
と答えた。
小保方さん一人に責任を
負わせるのはおかしい。
と。
この場面を、
私もテレビで見ましたが、
レポーターの質問は、
「不正を行ったのは、
小保方さん一人ですか?」
でした。
私が見ていたテレビも、
その場面を放映しながら、
話題は「責任」に
終始していました。
なぜ、その人は、
「不正をした」と「責任がある」を
すり替えたのでしょうか?
理研批判のために
意図的に入れ替えたのでしょうか?
元々、組織と個人との関係で、
組織に対して批判的な
考えや思いがあったから
無意識に入れ替えたのでしょうか?
テレビのコメントに
影響されたのかもしれません。
これは、本人にしか分かりません。
本人も分かっているかどうか不明です。
確かに、理研の対応や姿勢に
問題はあります。
それでも、
ここには論点の「すり替え」が
起こっています。
その場にいた他の人は、
理研はヒドイ
という印象を持ったと思います。
この論点の「すり替え」で、
判断されるとしたら、
理研にとってはいい迷惑です。
責任については、
責任として論議されるべきです。
このように、
何かの情報が、
人から人へ伝わっているうちに、
内容が変わってしまったり、
誰かの意見が加わって、
元々の内容やニュアンスが
変わってしまうことがあります。
社内でこのようなことが起こると、
現場が混乱したり、
根拠のない不満が生まれたり
する可能性があります。
現場に何が伝わっているのかには、
注意が必要ですね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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