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【反対意見を上手く扱う】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
「ワーク・ブレイクダウン」では、
活発な意見交換、議論を
歓迎します。
特に問題なく議論が進むと
良いのですが、
実際はそうはいきません。
ディスカッションが活発だからこそ、
「反対意見」も出てきます。
実際のディスカッションの場面で、
注意の必要な「反対意見」が
3種類あります。


一つ目は「攻撃」で、
二つ目は「評論的批判」です。
これは、生産的な方向に
議論が発展しません。
もちろん、
100%の正解はありませんし、
どんな「案」にも「マイナス点」は
あります。
そのデメリットを
考慮しているか?
を「確認」することは大切です。
「攻撃」や「評論的批判」には、
このデメリットやリスクの
「確認」に「漏れ」がないかどうか
以上の価値はありません。
論理的に考える「材料」だけを
取り上げて、
発言者の「意図」や「感情」と
切り離して扱うことが大切です。
三つ目は、「放言」です。
実は、頻繁にされる発言で、
扱いが難しいものです。
投げやりな感じで発言し、
別のアイデアや、
問題提起をするのですが、
ディスカッションには
加わらない、
あるいは参加しないのです。
「私は、こう思う」
と、自分の意見を
投げるだけ投げておいて、
他の参加者を
納得させることもせず
他の参加者からの
批評や意見にも応じないで、
意見も変えない。
根っこにあるものには
何種類かあるのですが、
議論にも寄与しませんし、
本人は決定にも納得しません。
ファシリテーターは、
きちんと議論になるように
働き掛けをすることから
始めるのですが、
態度が変わらない場合は、
別の場所で個人的に
対処するしかありません。
実は、この「放言」ですが、
開き直った態度だと
分かりやすいのですが、
「質問」などに紛れ、
見過ごしてしまうこともあります。
ファシリテーターは、
発言の「内容」だけでなく、
発言者が出している「空気」にも
注意を払う必要があるのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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