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ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
「ファシリテーター」を務める場合、
事前準備なしで臨むのは無謀です。
何事も準備が大切です。
「ファシリテーター」が、
社内の人間であろうと、
社外の人間であろうと、
共通して必要な準備があります。
それは、
「複数の展開を考えておく」
「複数の事態を想定しておく」
です。
私の場合は、社外の者なので、
ネットや雑誌、書籍、
同じ業界や、関連する業界の
知人に話を聞くなどの、
下調べを行います。
もちろん、
経営者のお考えも聞きます。
さらに、
出来れば社内の人からも
情報を入手します。
このような基本知識と情報は
当然です。
しかし、「ファシリテーション」の
スキルだけで、
上手く進行出来るわけではありません。
実は、
ミーティングが上手く運ばない時、
「進行役」や「ファシリテーター」が、
非難の的となり、
槍玉にあがってしまうのは、
よくあることです。
そこでさらに、先程挙げたように、
誰が務めても必要な準備があります。
「ファシリテーター」も「人」です。
パニクることもあれば、
テンパることもあります。
議論に集中すると、
全体や周りが
見えにくくなります。
非難の的にされると、
冷静でいるのは
誰であっても難しいものです。
しかし、それでは、上手く
ミーティングを管理することは
できません。
そのために、余裕を持って
「ファシリテーション」出来るための
準備が必要なのです。
まず、
事前に、そのミーティングでの議論を、
一人で考えてみるのです。
そして、展開と案を、
複数、出来れば3つ以上
考えておきます。
議論が思わぬ方向に展開すると、
焦るものです。
事前に考えてあれば、
流れに応じて、
より生産的になるようにしたり、
ミーティングを流れに任せず、
必要な視点、検討すべきポイントを
机上に上げることが出来ます。
これが、
「複数の展開を考えておく」
です。
もう一つは、
「複数の事態を想定しておく」
です。
以前のブログでも書きました
「介入」しなくてはいけない事態、
議論が紛糾して険悪な雰囲気になる
誰も発言せず、シラけてしまう
議論が迷走して収拾がつかない
などの状況になった場合を
想定しておき、
「心」と「対処」の準備を
しておくことです。
経験を積めば、
ある程度対処出来るようになりますが
「ファシリテーター」としては、
動揺するものです。
準備しておく方が賢明です。
「ファシリテーション」は、
「スキル」だけでこなせるものでは
ありません。
このような準備が、
ミーティングの生産性を上げます。
あなたが議事を進行する
ミーティングの準備は
万全ですか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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