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同じ思いの熱量が起こす錯覚

笑顔で拍手を送るビジネスパーソンたち

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

先週末は衆議院議員選挙でした。選挙結果の報道を観ていて思うことがあります。

選挙が終わった後、結果に関わらず、どの政党も、自分たちの政策は一定の支持を得たとコメントしていました。選挙活動を通して、そのように感じたかもしれません。

しかし、その認識は正しいのでしょうか?

どの政党も候補者も周囲にいる人は賛同者です。後援会も選挙事務所も、そして街頭演説も。同じ思いを持つ人が集まった時の熱量は大きいです。

しかし、その場の熱量の大きさと、熱が伝わっている範囲の大きさとは関係ありません。賛同していない人は、後援会には入りませんし、街頭演説にも来ません。生で感じている熱の高さが勘違いさせてしまうのかもしれません。

選挙に負けたのであれば、自分たちの主張に賛同していない人が多かったことと向き合う必要があります。選挙に勝ったとしても、それはより多くの票を得た結果でしかなく、自分たちとは違う意見を持っている人が多くいることに目をつぶってはいけません。

これはビジネスでも同じことが言えます。類は友を呼ぶと言いますが、親しくしている人の多くは、考えがに似ているものです。社内でも近くにいる人の多くは、アイデアや意見に賛同する人が多いものです。逆に意見の合わない人は、意見の合わない人同士集まっているものです。

経営者の周囲も同じです。経営者の周りには、イエスマンが集まりがちです。考えが合わない人は、付かず離れずの位置にいるでしょう。経営者と面と向かって対立するのは従業員にとって損なことですし、安心でないからです。どうしても意見が合わず、それが我慢できなければ、辞めていくかもしれません。それほど経営者の影響力は大きいのです。しかしより良い意思決定を行うには、異論や反論とその根拠も知り、きちんと検討することが必要です。

意見に賛同する人に囲まれているのは心地良いものです。考えが違う人と付き合うのは面倒ですし、時には不愉快に感じることもあるでしょう。しかし責任ある意思決定を行う立場にある経営者だからこそ、あえて苦言を言う人が貴重なのです。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!

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