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【「ワーク・ブレイクダウン」を成功させる要(2)】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
前回の続きです。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
文字にしてしまうと
「書き出す」
「整理する」
なのですが、
成功させるには「要」となる
二つのことがあります。
今回は、前回の
「書き出す」時の「要」である
「ファシリテーター」に続いて、
「整理する」時の「要」である
「フレームワーク」について
お話しします。


「フレームワーク」というと、
「論理思考」
「ロジカル・シンキング」
などで出て来る、
ちょっとカッコイイけど、
難しい印象を持つ人が多いものです。
「ワーク・ブレイクダウン」では、
「書き出し」たモノを、
「整理」していきます。
その時に、まず、
「グループ分け」します。
「グループ分け」をしようとすると、
どのように「グループ分け」するのか、
迷います。
例えば、しなくてはいけない事を、
整理する場合、
「タスク」を「書き出し」ます。
その「書き出し」た「タスク」を
「グループ分け」する場合、
重要度
緊急性
難易度
場所
時間
一人か人と一緒か
など、いくつでも候補があります。
基本的に、研修でもない限り、
「ファシリテーター」が、
どのように「グループ分け」するか
指示することはありません。
どのように「グループ分け」するのかを
考えることも、
「ワーク・ブレイクダウン」の
大切なプロセスだからです。
ある視点で「グループ分け」
してみると、何も見えて来ない。
「目的」に役立つ気がしない。
では、他の視点では、
どうか?
これが、本当の
「気付き」や「学び」に
つながります。
以前、ブログにも書きましたが、
「フレームワーク」は、
先人の「知恵」の結晶です。
しかし、
自分達で考えた「グループ分け」が、
基本的な「フレームワーク」と
同じモノにたどり着くことが
あります。
場合によっては、
一般的に有効と言われている
「フレームワーク」よりも、
多くのアイデアを生み出して
くれることもあります。
ただし、
「グループ分け」は、
慣れないと難しいこともあります。
どのように「グループ分け」したら
良いか分からなくなり、
行き詰まってしまうこともあります。
そんな時に、
「フレームワーク」の知識が
役に立ちます。
「フレームワーク」を
そのまま教えるのではなく、
「グループ分け」するのに、
どんな視点で考えてみるかを
「一つの考え方として」
提示するのです。
「ワーク・ブレイクダウン」の
「目的」によって役立つ
一般的で、定評のある
「フレームワーク」はあります。
この「フレームワーク」の知識は、
「ファシリテーター」には、
必要な知識です。
当然、人に使い方を
指導するのですから、
その「フレームワーク」の
「形」や「項目」の知識だけでなく、
適した「テーマ」
扱う「テーマ」の基礎知識
「グループ分け」の意味
使い方
についても知っていることが
求められます。
ただし、社内だけで行う場合は、
このような「フレームワーク」について
試行錯誤しながら使ってみることも
大きな「学び」につながります。
そして、
「フレームワーク」の知識よりも、
「書き出し」たモノを、
「グループ分け」する作業の経験を
積むことです。
この経験の積み重ねが「現場」で、
「筋の良い」「グループ分け」の
アイデアがひらめくことに
つながります。
このブログの前半の
「タスク」の「グループ分け」でも
何でも構いません。
たくさんの項目やメモがあれば、
「グループ分け」してみて下さい。
その経験の積み重ねで
「フレームワーク」を使いこなす
スキルが身についていきます。
経験の積み重ねに
勝る力はありません。
最の後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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