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【「回想録」中小企業へのこだわり】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
私が、中小企業を中心とした
コンサルティングを
しようと思った「いきさつ」
コンサルティングをする上での
「こだわり」
には、理由があります。
こらから何回かに分けて、
その「いきさつ」や
「こだわり」の素になった
私自身の経験を、
「回想録」シリーズとして、
お伝えします。
今回は、
中小企業へのこだわり
です。


私は、岡山県玉野市という、
地方の町で育ちました。
当時は四国への主要ルートだった、
連絡船と国道フェリーの
本州側の玄関口である港町と、
大手造船会社の企業城下町という
二つの顔を持った町です。
活気にあふれていたのは、
私が小学校を卒業する頃まででした。
造船不況
重厚長大から軽薄短小
の時代に入り、
造船の企業城下町としての
活気が失われていきました。
そして、その後、
瀬戸大橋の開通によって、
四国への玄関口という役割も
失われました。
私の実家は、
造船会社の下請けをしている
中小企業です。
造船不況の影響は、
まだ子供だった私にも
感じることが出来ました。
そして、瀬戸大橋開通後、
港と駅周辺は、一気に寂れていきました。
この二つの地域経済や雇用への
影響はとても大きなものです。
その影響を最も受けるのは、
中小企業企業であり、
個人事業主です。
旅行会社に就職後、
営業のプレイイング・マネージャーとして、
その後、
カタカナ系生命保険会社に転職した後も、
多くの中小企業の経営者や
個人事業主の方と
お付き合いをさせていただきました。
厳しい時代になると、
一番しわ寄せが来るのが
中小企業です。
景気が良くなっても、
楽になるのが一番遅いのも
中小企業です。
そんなお話しを
たくさん聞かせていただきました。
日本の会社のほとんどは、
中小企業です。
そして、八割以上の人が
中小企業で働いています。
中小企業が元気にしたい!
いや、
元気になって欲しい!
そんな思いが強くなっていました。
一昨年、祖父が亡くなりました。
戦前から、実家の会社を
育て、守ってきた経営者です。
勇退から亡くなるまで、
実家に帰ると、
中小企業経営の苦労話を
たくさん聞かせてくれました。
本当に何時間も、何時間も。
その中で、
中小企業を元気にする
お手伝いをしたい!
という思いが強くなり、
独立する覚悟が生まれました。
祖父が亡くなる前に、
私に言った言葉があります。
いろんな人が助けてくれるだろう。
でも、
一生懸命、人の役に立ちなさい。
です。
この言葉が、
今も私の背中を押してくれています。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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