ビブラビ記事一覧

【かつて例のない新年度開始】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
新年度が始まります。
今年の新年度は、かつて例のない始まりとなっています。


4月は新しい年度の始まりです。
会社では入社式が行われ、新入社員には研修を実施し、職場に新人を迎えるのが恒例です。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、様子が違います。
入社式を行わなかったり、行うとしても例年のように全員を集めて行うことを避けたり、入社時期をずらした会社もあるようです。
今までと違う形で、どのように行えば効果的なのかを考えるのは簡単ではありません。
それでも新入社員を新しい仲間として迎え入れ、戦力になってもらわなくてはなりません。
しかも、会社自体も大変な時期です。
例年であれば、年度初めに一年間の目標や計画を発表し、新しい年度をスタートさせます。
しかし、新年度の目標や計画以前に、直面している難局にどのように対応するのかという火急の課題があります。
状況と見通しは、刻々と変わります。
経営者は、それらに合わせて方針を決め、社内に指示するなどの対応しなくてはなりません。
まさに異例だらけの新年度スタートです。
このような状況の中で、社内が混乱することはやむを得ません。
社員も動揺するでしょう。
新入社員はなおさらです。
経営者も同じです。
経験したことのない事態、先の見えない状況です。
社内に十分な安心感を与えることも出来ないでしょう。
それでも、会社のトップとして、会社のリーダーとして、社内をまとめ、会社を率いなくてはなりません。
この役割は経営者にしか出来ません。
誰か代わりに担ってくれるだろうと期待して放置しても、誰も代わりを務めてくれず、社内は混乱し、会社は迷走するだけです。
精神的に辛く、苦しいかもしれませんし、自信が持てないかもしれませんが、それを表に出し過ぎると、社内が疑心暗鬼になり、動揺し、前向きに動くことはありません。
このような時、重要なのは会社のトップであり、組織のリーダーとして相応しい姿勢を、言動を通して社員に見せることです。
意思決定の内容も重要ですが、それ以上に重要なのが経営者の姿勢です。
これを意識して行っているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アーカイブ

オフィスビブラビ公式Facebook

PAGE TOP