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【自分の考えと違うことを要求されたら?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスでは自分の考えと違うことを求められることがあります。
どう対処すれば良いのでしょうか?


仕事では、会社や上司、お客様などから様々なことを要求されます。
その中には、自分の考えと違うものもあるはずです。
したくないことや、好みに合わないことをするように求められることもあるでしょう。
誰でも、したいことをしたいですし、したくないことはしたくありません。
仕事として考えると、何でも思い通りにして良いと考えている人は少ないと思います。
それでも、相手の要求の理由が分からなければ、しようという気持ちにならないものです。
そんな時、どう考え、どうすれば良いのでしょうか?
まず考えることは、要求されていることが、法的に問題ないかどうかです。
時には、法的に問題のあることを求められることもあります。
法的に問題がある可能性がある場合は、説明を求め、問題があるのならば拒否して良いです。
しかし、そのような違法行為を求められることは、滅多にありません。
実際に多いのは、意味や価値が理解出来ない要求です。
自分にとって意味や価値を感じられないことをするように言われると、する気が起こらないのは当然です。
誰でも意味のないことをしたくないからです。
この場合、相手にとって、どこに意味があり、価値があるのかを考えることを勧めています。
人によって、意味や価値を感じるものは違います。
あなたには価値がないことでも、価値を感じる人もいます。
相手の志向や好みを理解するようにしましょう。
それでも理解出来ない場合もあるでしょう。
その場合は、自分と違うものに意味や価値を感じる人がいることを受け入れなくてはなりません。
あなたが理解出来なくても、相手にとっては要求していることに価値があるのです。
理解出来なくても受け入れることは大切ですが、もう1つポイントがあります。
特に会社や上司から要求された時に考えなくてはならないポイントです。
その要求は、会社のお客様が求めていることかどうかです。
企業活動も社員の行動も、価値を決めるのはお客様です。
お客様が求めていることに全て応える必要はありません。
しかし、会社として応えると決めたことであれば、応える必要があります。
あなた自身が価値を感じなくても、価値が理解出来なくても関係ありません。
仕事人としての価値を決めるのは最終的にはお客様です。
このことを理解し、受け入れ、お客様視点で物事を考え、行動出来るのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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