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【継続して記録する価値】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスにおいて、継続して記録することは価値があると言われています。
それは、本当でしょうか?


会社では多くのことを記録しています。
記録することは、かなり手間のかかることです。
それでも多くのことを継続して記録しています。
記録しているものには、文字情報もあれば数値情報もあります。
文字情報には提案内容、報告内容に加え、履歴や経緯などが含まれます。
交渉などの記録は、言った言わないを避けるだけでなく、説明責任を果たす上でも役立ちます。
また、記録されているものは、経験でもあります。
何かに取り組み、成果が出たケース、成果が出なかったケースの記録は、今後、成果を出す可能性を高めることに利用できます。
最近の言葉で言えばナレッジとして生かせるものです。
数値情報は、ただ結果を客観的に示したものだけではありません。
それだけではなく、統計的な価値もあります。
先行指標として使えるものも多いです。
そして先行指標は、結果の予測のために使えますし、目指す結果のための行動計画にも使えます。
このように、記録したものは、生かすことが出来ます。
そして生かすためには、一定以上の情報量が必要です。
ですので、継続的に記録し、残すのは、手間がかかりますが、価値のあることです。
しかし、先にも書きましたが、記録を残すことの手間は小さくありません。
社員にも多くの負担をかけて行うことです。
生かせられない、あるいは生かさない情報を記録するのは無駄です。
情報をストックすることは目的ではありません。
必要性を考えて記録に残すことを選別し、決めたことは記録し、生かす、この全てが揃っていることが重要です。
必要なことを継続した記録し、それを生かせるのも、現場力の強い現場の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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