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【ビジネスでの勘の使い方】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
人は経験を積むことで勘が働くようになります。
しかしビジネスでは勘に頼らない方が良いこともあります。


人は経験から学びます。
経験から学んだことは、さまざまな面で生かされます。
物事の因果関係や、解決策などを毎回1から考えるのは非効率です。
そして対人関係でも生かされます。
他人の行動パターンや思考パターンも、経験から学ぶことで、どのように相対すると良いか頭に浮かびます。
勘というと、当てずっぽうのような印象があります。
しかし勘が鋭いと言われる人は、観察力が高く、多くのことを経験から学んだ人です。
つまり当てずっぽうではなく、経験から表面的に見えているものから、見えないものを見る力があるのです。
そしてその精度は高いことが多いです。
しかし、勘の使い方を誤ると問題を起こします。
勘はあくまでも、推測や憶測です。
経験豊富で勘が鋭いと言われている人でも、常に正しいとは限りません。
特に本当に正しいかどうか分からないことを元にしてはいけないことが2つあります。
1つ目は、問題解決に取り組む時、解決策を考える根拠とすることです。
2つ目は、人への批判や叱責の根拠とすることです。
いずれも、謝った前提を元に行うと、より事態を悪くします。
解決しようとしている問題は、労力をかけても解決しません。
場合によっては、さらに悪化させます。
誰かを正しくないことを根拠に批判したり叱責すれば、不必要に相手を傷付けるか、反感を買います。
一事が万事と単純に判断してはいけません。
いずれにしても悪い結果を招くと、勘とは呼ばれず、思い込みと呼ばれます。
この2つは似て非なるものです。
勘でひらめいたものは、可能性が高くても、類推や憶測です。
正しい可能性の高い仮説でしかないのです。
間違った前提で解決策を考えはいけませんし、他人を批判してもいけません。
あくまでも正しい可能性の高い仮説として、仮説の検証を怠ってはいけないのです。
検証をしないで正しいと判断することが、思い込みです。
経験から学ぶことを通して、勘を養うことは大切です。
しかし同時に、勘に頼り過ぎず、勘はあくまでも正しい可能性の高い仮説として扱う姿勢が重要です。
これが出来るのも、現場力の強い現場の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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