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【利益と志を両立させる現場力】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
多くの経営者、
特に起業家は
自社の存在価値や
存在意義を
大切にしています。
会社の存在意義は
基本的に
社会への貢献が
ベースになります。
言い換えると
志があるのです。
しかし現実には、
ビジネスとして
成り立たせるために、
志を横に置いておいて
利益を考えなくては
ならない場面に
直面することは
少なくありません。
このような
ジレンマに対し、
どのように
対処すれば
良いのでしょうか?


私が大学を出て、
会社員として
働いていた時には
このようなジレンマに
悩んだことはありません。
ビジネスマンとして
未熟だったことも
あると思いますが、
与えられた業務に
真剣に取り組むことに
精一杯でした。
社員として
会社の利益への貢献に
注力するだけで
十分でしたし、
疑問も持ちませんでした。
その後、
完全歩合制の
営業マンになった時、
ジレンマに直面しました。
コンサルタントのように
相談に乗りながら
営業を行う立場になり、
営業マンとしての自分と、
良き助言者としての自分とで
葛藤が生まれたのです。
本当に相手の役に
立っているので、
当然売れる。
これが理想ですが、
現実は甘くありません。
しかし、
売れなければ
ビジネスを続けることも
出来ません。
志を優先すると
十分に利益が上がらない、
利益を優先すると
志を曲げることになる。
では、
どうすれば
良いのでしょうか?
答はどちらも
諦めないことです。
どちらも実現出来る方法が
見つかるまで探すことです。
その努力を
続けることです。
このことに
気付かせてくれたのは、
私の時代には
小学校の校庭に銅像が
置かれていた
二宮金次郎の言葉でした。
二宮金次郎は、
勤勉の大切さの象徴として
紹介されていましたが、
実際には現実主義の
実務家でした。
その二宮金次郎の言葉に、
道徳なき経済は犯罪であり、
経済なき道徳は寝言である
というものがあります。
利益と志は、
どちらかを選ぶものでは
ないのです。
志のないことで
利益を上げても駄目。
いくら志が高くても、
利益が上がらないと駄目。
そんな当たり前のことを
改めて
思い知らせてくれた
言葉でした。
志と利益を両立させるのは
簡単なことではありません。
しかし、
両立させるための
戦略と戦術を
考え出さなくては
なりません。
そして、
会社全体として
両立させるために
方向付けし、
会社を動かす
中心的な役割を担うのが
経営者なのです。
これも
経営者に必要な
現場力の一つです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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