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【計画通りに進まない現実への対処に必要なこと】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスでは全てが計画通りに進むことはありません。
その中で必要なことは何でしょうか?


会社全体の業績、進めている業務やプロジェクト、当初の計画通りに進むことはありません。
そもそも計画は、机上の空論とは言いませんが、頭で考えたことでしかありません。
一定の条件の元、多少の余裕を持たせたとしても、基本的に順調に進むことを前提に計画を立てます。
実際に行っていると、さまざまなことが起こり、計画通りには進まないものです。
計画上の余裕をバッファとも言いますが、これは何のためにあるのでしょうか?
計画の前提条件が変わっても、期限内に必要な結果を出したり、業務が完了出来るようにするためです。
どの程度の余裕を見て計画しているかは、その会社や現場によって違いがあります。
多くは、経験則に従っているようです。
仕事は期限に間に合わないことが多くの問題を引き起こします。
そこで特に計画よりも遅れてしまった時の経験から、どの程度の余裕が必要かを決めているようです。
しかし、経験則は正しいのでしょうか?
ただ、過去にどれくらいの日数や時間遅れたかを参考にしたものでは不十分です。
過去の遅れの原因から学ばなくてはなりません。
計画よりも遅れる原因は、前提条件が変わることです。
・作業が計画よりも時間がかかった
・関われる人数が計画よりも少なかった
などが前提条件が変わった例として思いつくと思いますが、それだけではありません。
・内外の交渉や調整に時間がかかった
・トラブルが発生した
など場合も、その影響で計画の前提条件が変わってしまうのです。
・どんなことが起こる可能性があるか
・何が起これば、どんな影響が出るか
・それにより、どれくらいの遅れが出るか
これらを想定することが大切です。
そして、影響を最低限に抑えるための手段を講じることです。
手段には2種類あります。
・起こる可能性を低くする
・起こった時の影響を最小限に抑える
です。
このように過去の経験を生かして想定することが重要なのです。
この想定の精度が高いのも、現場力の強い現場の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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