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【現場からの提案は物足りない?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
現場から上がって来る提案には物足りないことが多いようです。
どこに問題があるのでしょうか?


現場の社員は業務を通して多くことに気付いています。
そして現場の現状や業務を理解しています。
引き出そうと働きかけると、現場の知恵は引き出せます。
会社では、アイデアは実行に移すには上長の承認が必要です。
そこでアイデアを提案の形に仕上げなければなりません。
現場には現場の思いがあり、アイデアにも思い入れがあります。
実際、アイデアには筋の良いものも多くあります。
そして現場の社員にプロセスを教えながら作らせると、論理的に納得度の高い提案が出来上がります。
実行すれば会社としても望ましい効果が得られる提案です。
しかし、提案の質という視点で見ると、物足りないものに終わります。
何が足りないのでしょうか?
それは、視野の広さです。
新しいことをしたり、何かを変えるには、さまざまな条件をクリアしなくてはなりません。
まず、費用がかかるでしょうし、現場も時間を割かなくてはなりません。
会社として望ましい効果があるとしても、会社全体で考えると優先順位が低く、他のことを先に取り組む必要があるかもしれません。
また、優先順位の高いとしても、簡単に承認されるとは限りません。
会社は1つの有機体なので、1つの新しいこと、一か所での1つの変化であっても、他の部門に影響を与えます。
その影響が、他の部署にとって大きい場合、特にマイナスの影響が出る場合は抵抗に合います。
この抵抗を乗り越え、採用される提案に仕上げるにはすべきことがあります。
・他部署への影響を想定すること
・想定した影響を軽減させる対策を考えること
です。
アイデアが素晴らしく、そのアイデアが練り上げられたものであっても、承認されるとは限りません。
会社として優先順位の低いものは後回しにされます。
これは現場では仕方がないかもしれません。
一方、他部署からの抵抗については出来ることがあります。
他部署の抵抗を想定し、その対策も織り込むのです。
このような実効可能性だけでなく、広い視野で見て実行可能性の高い提案を考えられるのも、現場力の強い現場の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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