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【自分のアイデアや意見の扱い方】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
仕事では、自ら考え、アイデアや意見を持つことが大切です。
しかし、そこには課題もあります。


改善や新しい試みなどのアイデアを考えることは大切です。
会議などで議論されているテーマについて考え、他の人の意見に対して自分の考えを持つことも大切です。
考えること自体に価値があります。
さらに会議に限らず、自分の意見を伝えることは、より良い結論を出す上で、会社の一員として望まれる貢献です。
ところが、問題が起こることも少なくありません。
誰でも自分の意見は通って欲しいものです。
ましてや人前で表明したアイデアは採用されたいですし、意見は尊重されたい気持ちが強くて当然です。
アイデアが採用されなかったり、意見が尊重されないと残念な気持ちになります。
人によっては悔しいと思ったり、恥ずかしいと感じる人もいます。
そこで、人によってさまざまな反応をします。
もっと貢献出来るように、もっと良いアイデアを考え出したり意見を思いつくように頑張ろうとする人もいます。
このタイプは健全です。
採用されないと恥ずかしいから、あるいは悔しいから、もう考えない人もいます。
中には、思いついても言わない人もいます。
自信をなくしてしまう人もいます。
自分のアイデアや意見が通らないことに不満を感じ、反発したり、やる気をなくす人もいます。
どれも不健全です。
いつも自分のアイデアや意見が採用されることはありません。
それでも、アイデアや意見が人と共有されることで価値を発揮します。
新しい視点を与えたり、人の参考になったりするのです。
ですので、自分のアイデアや意見に固執するのは良いことではありません。
固執すれば、柔軟に考えられなくなります。
採用されるかどうかは関係なく、考え、発言し、他人のアイデアや意見も参考にしてさらに考える
そんな姿勢の社員が多く、多くのアイデアや意見が交換され、共有され、生かされている
これらも現場力の強い現場の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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