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国のトップを決める選挙の影響

黒い雲と落雷

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

今年は世界中で国のトップを決める選挙が多い年です。どんな影響があるのでしょうか?

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日本では自民党総裁選挙の日程が決まりました。一つの党首を決める選挙ですが、自民党の総裁は、与党である限り、総理大臣になります。現実には、日本の総理大臣を決める選挙です。この選挙の報道が多くなるのも当然です。

そして、アメリカの大統領選挙についての報道も多いです。日本はアメリカの政策から大きな影響を受ける立場にあります。大統領がどの政党から出るのか、どのような政策を取るのかに関心が集まるのも当然です。

今年は日米以外でも多くの国で議会選挙や大統領選挙が行われる年です。アメリカ以外でも、政権によって政策が変われば、日本との関係が変わる可能性があります。安全保障や経済の環境に影響する可能性があるので無関心ではいれらません。

日本は島国です。食品やエネルギーはもちろん、多くの資源を海外からの輸入に頼っています。ウクライナで戦争が起こってから、小麦などの価格が高騰しました。家畜の飼料の原料の価格も高騰しています。円安も影響していますが、為替の影響がなくても価格は上がっています。

価格が上がっても、確保できるならば、厳しいですが、お金で解決できる問題です。しかし、国と国の関係が変われば、日本への輸出を制限、あるいは禁止されるかもしれません。そうなると食料不足になるかもしれません。生産できない物も出てくるかもしれません。そして輸出を制限、あるいは禁止されると、そもそも輸出しようとしている物を生産しても売ることができない事態になります。

国の政策は変化していくものです。元々どの国も自国のことが最優先です。ところが第二次世界大戦の教訓の元、多くの国が他の国の利害にも配慮し、協調してきました。しかし、近年、自国の利害の優先度が高くなっている国が増えています。そして日本は何かのきっかけで必要な食料や資源が手に入りにくい状況が生まれてしまうことが起こっています。

日本は元々海外に資源を頼っているので、このようなことは何度も起こっています。そのたびに話題となるのが経済安全保障や食料自給です。いずれも成果を上げるには時間がかかります。もちろん財政的負担もかかります。そして、国民の協力、一定の我慢も必要です。しかし喉元過ぎれば熱さを忘れる、ではありませんが、危機的状況でなくなれば、対策は進まなくなります。そしてまた、問題となる事態となると対策の必要性が議論されるようになるのです。

今、国際情勢は不安定です。政府に不満を持っている国が増えています。このような環境の中で、多くの国で大きな選挙がおこなわれます。経済安全保障や食料自給に問題が起こる事態になるリスクが高い状況です。

もちろん経済安全保障や食料自給に問題が起こっても、ビジネスを継続しなくてはなりません。従業員には給与を払わなくてはなりません。その時、何ができるでしょうか。一つの中小企業でできることは限られています。それでも、どうにかするように求められるのが会社です。何ができるか考え、備えておかなくてはなりません

選挙の話は興味深いものです。ただし、ただ面白がっているだけではいけません。それによる変化に対してできることを考え、備えなくてはなりません。そして、それを実行するのは、中小企業では当然、その責任者である経営者です。本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

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