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【会議で促してもアイデアや意見が出ない?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
議論の質を高めるには、必要なことがいくつかあります。
その1つは、参加者から多くのアイデアや意見が出ることです。
共有の図


会議で参加者の発言が少ないのは、良い事ではありません。
それを問題だと考えている経営者や管理職も少なくありません。
その原因は何なのでしょうか?
問題だと考えている経営者や管理職に尋ねると、多くの方が、参加者の能力や取り組む姿勢などの意識が原因だと考えています。
考える能力がない
真面目に考えていない
しかし、本当の原因は、そこにないことが多いようです。
日本では減点法の教育が主流です。
問いには正解があり、間違った答えを言うと減点されます。
自由にアイデアを言って良い場面でも、自由に意見は言えません。
優れた意見を出せば評価されます。
しかし平凡な意見では評価されないどころか、他の参加者がバカにするような反応が出て来ることも少なくありません。
もちろん、反論されて恥をかいた気持ちになることもあります。
いずれにしても、アイデアや意見を言うことは、安心ではないのです。
考えていないわけでもなく、考えても思いつかないのでもありません。
思いついても発言しないのです。
ですので、促すだけでは発言は出ません。
促進させなければならないのです。
具体的には、能動的に発言するように促すだけでなく、半分強制的にでも発言させます。
指名して全員に発言させるのも1つの方法です。
何か言いたげな表情や、他人の発言に何か意見がありそうな仕草が見えたら、発言するように求めます。
とにかく、会議という場に意見を出してもらうのです。
しかし、それだけで発言が活発になることはありません。
安心ではないからです。
そこで、同時にしなくてはならないことが2つあります。
1つは、発言したことに感謝し、褒めることです。
ここで褒めるのは、発言内容にではなく、発言してくれたことに対してです。
もう1つは、発言への反論や攻撃を防ぐことです。
発言したらすぐに反論されたり否定されると、意見を言いたくなくなります。
発言はしなくても、表情で不満を表明する人にも止めるように注意することも必要です。
質の高い議論をするには、誰でも自由に安心して意見を表明出来る環境が重要です。
そのような環境を整えるのに重要な役割を果たすのはファシリテーターです。
しかし、参加者全員が、大切さを理解し、環境作りに協力するのが、現場力の強い現場に必要な要素の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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