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【機械化とAIの活用は万能?】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
労働人口が減る中で注目されているのは機械化とAIの活用です。
これが実現すると問題は解消するのでしょうか?


少子高齢化が進み、労働人口が減っています。
これからもっと減っていきます。
これは避けられません。
その中で注目されているのが、機械化やAIの活用です。
人に頼らないで商品やサービスを提供することを目指しています。
これらの技術で、省力化も出来ますし、少ない人数でこなせる仕事も増えると思います。
対策として効果的だと思いますし、必要なことだと思います。
しかし、機械化やAIの活用に問題はないのでしょうか?
私には懸念することが3つあります。
1つ目は、機械化やAIを活用する場合に必要な人材の育成です。
機械もコンピューターも理系分野です。
そもそも数学を中心とした理系科目が不得意な人は多いです。
どのように理系科目が不得手でない人を増やすのか?
理系科目が得意でない人でも活躍出来る業務分野がどれくらい増やせるのか?
これが1つ目です。
2つ目は、システムに依存した仕組みの脆弱さへ対処です。
異常気象や天災だけでなく、異常事態が発生すると、システムが正常に動かない可能性があります。
その場合、そのシステムを手動で補わなくてはなりません。
ところが、それが出来る知識や経験がある人がほとんどいなくなります。
普段は操作出来る人だけで十分ですし、その方が正確で生産性も高いです。
しかしその反面、異常事態へ対応出来なくなるリスクが高くなります。
高度に知識や経験のある人を維持し続けるのは、平時においては、ただのコストです。
これを、どう考えるのか?
これが2つ目です。
最後の3つ目は、それでも人がしなくてはならない仕事の担い手の確保です。
現在、人手不足が深刻な業界は多くあります。
機械化やAIの活用が進んでも、人がしなくなはならない仕事はなくなりません。
その多くは、仕事がきつい上に、待遇も良くありません。
このような仕事の担い手をどのように確保するのか?
これが3つ目です。
機械化やAIの活用は進んでいきます。
しかし、それに伴って起きる可能性のあることへの対処も必要です。
どんな良いことでも、全てがバラ色ではなく、必ず悪い影響が出る部分もあります。
このような影響を考慮することも、大切な現場力なのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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