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【分かりやすい説明に慣れることの弊害】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
現代は、ビジュアルで分かりやすく説明することが求められる時代です。
しかし、そこには弊害もあるようです。


何かを学んだり、情報を得ることを簡単にする工夫が多くなされています。
何かの理論を学ぶ場合、要点だけをまとめたものが出回っています。
エッセンスだけを抽出してあれば、原本を読むよりも分量は圧倒的に少なくなります。
また要点をまとめたものには、理解しやすいようにビジュアルが多用されています。
最初からマンガで書かれているものも増えています。
ビジュアルの効果は絶大です。
文字で読むよりも多くの情報が一度に受け取れます。
また文字で読む場合は、自分で想像したり、考えなくてはなりません。
文字通り、読み解くのです。
当然、誤解することもあります。
ビジュアルで伝えると、このような誤解の可能性は減ります。
しかし、このような工夫には弊害もあります。
まず、要点だけでは、理解が薄くなりがちです。
知っているけれど、分かっていないことが多くなります。
それは、現実に適用しようとする時や、本当に分かっている人と話す時に露呈します。
また、ビジュアルを使って情報を受け取ることにも弊害があります。
少し難しい内容になると、説明が出来なくなる人が増えています。
ビジネスでは口頭、あるいは文章で伝えることが不可欠です。
最近は、言葉で説明することが苦手な人が多くなっているようです。
そして難しいことを言葉で説明される時の理解力も低下していると感じています。
説明する時にビジュアルを使うことは効果的です。
しかし、口頭や文章で説明が出来ないのは困ります。
さらに口頭や文書で説明されることも多くあります。
これを克服するために必要なのは、言葉で説明されたものを読む経験です。
多少難しく、時間がかかっても、文章による説明を読み解く経験を積むしかありません。
言葉による説明を理解出来る力、言葉で説明出来る力、この2つの能力の高い社員が多いのも、現場力の強い会社の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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