神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
仕事にはミスはつきものです。
部下がミスをした時、部下に対してどのよう対応していますか?
多くの管理職と接する機会がありますが、部下がミスをした時の対応にはさまざまなパターンがあります。
対応のパターンを決めている要因は3つあるようです。
部下の性格
管理職本人のマネジメントスタイル
管理職と部下との相性と人間関係
の3つです。
これらの3つを並べてみて気が付くことがあります。
3つ全て、性格や相性など、人に関連していることです。
部下の性格に合わせて、対応方法を変えることは効果的です。
しかし、その他の2つの要因の影響で、結果として選んでいるパターンが決まっていることが多いです。
部下の性格が分かっているとします。
自分のマネジメントスタイルのまま指導しても受け入れない可能性が高いとします。
そんな時、反発を覚悟で自分のスタイルで指導するか、どうせ受け入れないからと、きちんと指導しないことを選択する人が多いです。
また、人間関係が良好でないから、きちんと指導しない管理職もいます。
人間関係が良くても、厳しく指導すると関係が壊れることを心配して、あえて避ける人もいます。
さすがに、黙認する管理職は多くないようです。
しかし、とりあえず問題点や改善の必要性を伝えているくらいで済ませている人は多いです。
部下ときちんと対応している管理職が多くない理由が、どの要因から来ているかは分かりません。
そもそもミスの対応の目的は、事後処理と、ミスをした部下の指導、再発防止対策などの改善です。
管理職の役割を果たすためには、きちんと対応することが必要です。
どの要因が原因で、部下のミスへの対応全体、あるいは特定の部下への対応を避けているのか考えてみるのは、意味があることです。
部下のミスに対し、部下に適切な対応が出来るのも、管理職に必要な現場力の1つだからです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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