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部下がミスした時の上司への対応

管理職の現場力の図
2021/05/07 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

仕事にはミスはつきものです。
部下がミスをした時、上司に対してどのよう対応していますか?

部下がミスをした場合、その影響によっては、上司に報告または相談する必要があります。
もちろん、影響が小さく、担当部署内で収まる場合は、報告の必要がないと判断をすることもあります。
しかし影響が大きかったり、他の部署に影響がある場合は、報告し、対応について相談しなくてはなりません。

その場合、対応策を考えた上で上司に相談することをお勧めします。
また、自らの管理責任を認めた上で、ミスをした部下に対しては、育成の機会として、責任を負わなくても良いようにすることが望ましいです。

これは教科書的な対応ですが、それで良いのでしょうか?

上のような対応をすれば、対応策を共に考え、承認し、必要な支援をしてくれ、共に責任を負ってくれると良いのですが、必ずしもそうとは限りません。
自分に責任が及ばないように立ち回る人もいます。
自分には関係がないと逃げる人もいます。
ミスをした部下に責任を負わせ、許さない人もいます。
管理職に全ての責任を負わせる人もいます。
ただ管理職を責める人もいます。
保身や社内政治を優先する人もいます。
誰かのミスを有利な関係作りのために利用する人もいます。

真っ当と考えている対応をすることが、最も良いとは限りません。
上司のタイプによって、どのような対応を採れば良いのかを変えなくてはなりません。
そして真っ当な対応をしたことで、良い結果が得られないのを上司のせいにしていもいけません。
上司のタイプを見極め、望む結果を得られるように対応するのも、必要な管理職の現場力の1つです。

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