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【現場の知恵を引き出すのは難しい】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
現場の知恵を生かすには、現場に改善策や解決策を考えてもらうことが必要です。
現場の社員に考えるように指示、命令すれば考えてくれそうです。
しかし現場を見ていると、現実は簡単ではないことが分かります。


学校の勉強では、正解があります。
正解を導き出すためは、解法や知識が必要です。
それを覚え、使えるようにして正解を求めることを身に付けていきます。
そして癖として思考パターンが染み付いています。
これは、日本人の思考の特徴の1つです。
しかし、ビジネスでの問い、問題解決や課題解決には唯一の正解がありません。
しかも、正解がない問いの答えの見つけ方を知りません。
考えるように言われても、どうすれば良いのか知らない人が多いです。
まず、答えを導き出す方法を習得することが必要です。
そして、答えを導き出しても、正解のない問いなので、誰も正解だとは言ってくれません。
そのことが不安を大きくします。
誰かに正解だと言ってもらわないと、その不安はなくなりません。
では、誰に頼るのでしょうか?
それは、答えを承認する立場にある管理職や経営者です。
そして、管理職や経営者から正解と言ってもらえる答えを探そうとします。
そんな時、管理職や経営者は自分が良いと考えている答えを教えたり、示唆したくなります。
実は、現場が本気で考えなくなったり、現場に考える力が付かない一番の原因は、この行動です。
現場に考えさせ続け、現場に考える力を付させるために、管理職や経営者に必要なことは、
・現場を信じる
・必要なノウハウや知識を与える
・安易に助けない
・自分の考えに誘導しない
・一方的に判断しない
・現場が考えて来たことが理にかなっていれば承認する
・結果の責任を問わない
・励まし、感謝する
ことです。
現場の知恵を生かすために、現場が考える環境を作れるのは、管理職と経営者です。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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