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【任せた課題に現場が抵抗する時の対処法】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
会社の課題の対処を現場に任せることは、必要なことです。
任せた場合、会社からの命令なので、表立って抵抗されることは少ないと思います。
ところが、実際には現場が抵抗していることが多くあります。
どのように抵抗を扱うと良いのでしょうか?


元々現場の社員は、会社からの命令に対して従順なものです。
仕事上与えられた課題は受け入れます。
さらに、人は本来、誰かから期待されたり頼られたりすると、うれしいと感じます。
その要望に応えることが出来た時に感謝されるとなおさらです。
また、チャレンジすることは成長の機会でもあります。
自分の成長に前向きな社員は、負担やプレッシャーを肯定的に受け入れます。
その他にも人によって理由は違っていても、会社から与えられた課題に最初から抵抗することは少ないものです。
しかし、負担が一定のレベルを超えると、抵抗するようになることがあります。
その場合の社員の本音は、
・会社や上司に都合よく使われている
・本来上司がすべきことを押し付けている
です。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでは、参加者に与えられている課題や、求められている役割や責任について、どのように感じているかに注意を払い続けることを勧めています。
抵抗に変わる負担のレベルには個人差があります。
そして、負担のレベルに達するまでの余裕が少なければ、ほんの少し負担が増えただけで抵抗するようになります。
まず大切なのは、抵抗のサインを見逃さないことです。
そして抵抗のサインが見られたら、その人に対して、
・負担のレベルを下げる
・負担と得られるものとのバランスが取れていると思ってもらう
などの対処をすることが必要です。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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