神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
何かに取り組もうとする時、現場を動かすには、計画を立てた上で指示する必要があります。
計画を立てたからと言って、計画通りに実行するように現場を動かすのは簡単ではありません。
しかし、多くの現場では、そもそも計画を立てること自体が滞っています。
なぜでしょうか?
計画が決まって、役割分担や業務指示が伝えられると、現場は動き始めます。
当然、管理職も指示通り動いているのかチェックします。
一方、検討しなくてはならないこと、検討しようと考えていることは、常に多くあるものです。
そして、日常業務もありますし、進行中のプロジェクトや与えられた課題もあるのが普通です。
検討する時間を確保することの優先順位は低くなってしまって当然です。
こうして、先送りしてしまうのです。
しかし、検討しなければ、プロジェクトが進まず、問題を解決したり、課題に取り組むことが出来ないのも現実です。
検討が進まない原因は、二つあります。
結論を出す期限が決められていないことと、期限内に結論を出すための計画を作っていないことです。
プロジェクトの検討には、多くのプロセスがあり、相当の時間がかかるものです。
検討を始める前に、検討の計画を立て、時間を確保しなければ、期限内に検討を終えることが出来ません。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでも、検討のプロセスを考え、スケジュール化するとから始めます。
検討して計画を作るための計画を作る。
現場力を高める上で、大切なことなのです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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