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【ミーティングの連続性を意識する】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ミーティングは限られた時間の中で行われます。
テーマとなっている議論が一度のミーティングで終了することは少ないものです。
そこで、各ミーティングでは、議論の一部分を扱うことになります。
一連の議論の中の一部分を扱うことは、簡単なことではありません。


ワーク・ブレイクダウン・プログラムでは、各ミーティングの進め方について一定のパターンがあります。
1.議論の現在位置と今日の検討内容の確認
2.議論
3.今回の議論のまとめと次回のテーマ
という流れです。
この進め方を忠実に行うことには意味があります。
その日のミーティングの目的を見失っていないか確認出来ることです。
議論をしていると、思わぬ方向に展開してしまうこともあります。
その回のミーティングの目的から外れるような展開をただ放置してはいけません。
もちろん、当初の目的に固執するのが良いことではありません。
展開した部分が議論すべき内容かどうか確認し、議論が必要であれば、今扱うか、今後のプロセスの中に組み込むかを決めることが重要です。
また、何度も書いていますが、議論をまとめるプロセスは簡単ではありません。
そこで、まとめることが目的になってしまうケースを多く見かけます。
そして、せっかくまとめたものがその後の議論の中では生かせないという問題が起こります。
各ミーティングでの議論はそれぞれ独立したものではなく、連続した議論の一部です。
ミーティングの進め方の最後の部分では、その日の議論をまとめます。
それを受けで、次回のテーマを確認すると、その日の議論が次回以降のミーティングに生かせる形で終わったかどうかが明らかになる効果があります。
各ミーティングの議論の結果を次の議論に生かせるようにミーティングを設計し、運営し、まとめるのは大切なことです。
そして、その役割を果たす中心人物はファシリテーターなのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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