神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
引き続き大きな節目を前に、初心について考えています。
前回のブログで書いた通り、経営コンサルタントになろうと考え、動き出しました。
戦略立案や戦略実行、組織運営、業務改善、マーケティングや営業について知識の提供を始めたのですが、機会はいただけたものの、別の問題に気付いてしまいました。
それは、今まで社員として、ビジネスマンとして経験したことと共通した問題でした。

端的に言うと、
知ると出来るは違う、
したいとするとは違う、
ということです。
会社という視点で考えてみます。
自社に合っている戦略や戦術、手法などがあったとします。
研究して理解して、自社に採り入れるには、準備が必要です。
準備して、社内に下ろしたとしても、実行させるのも簡単ではありません。
これは社員という立場で、何度も経験したことです。
どの段階で止まってしまうかはともかく、最終的に実行出来ないことが多いものです。
また、個人の視点で考えてみると別のことが起こります。
これは社員としてだけでなく、さまざまな形で経験したことです。
新しい会社の方針や、社員の教育育成、レベルアップのために、新しい手法やスキルなどを身に付ける必要があるケースは多いです。
研修を受けて知識を得ただけでは現場では使えません。
現場で使えるには、知識があるだけではなく、実践経験を積むことが必要なのですが、その仕組みがないので、いつまで経っても使えないのです。
伝える、教えるだけでは、効果が出ない
効果が出なければ、人の役に立ったとは言えません。
当然、人生万歳と言える人も増えません。
これが、気付いてしまった問題です。
難しい問題ですが、この問題に気付いたことが、取り組むべき課題をはっきりとさせてくれました。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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