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【自社の強みは分かりにくいもの】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスで戦略を立てる時に、自社の強みを生かすことは重要です。
強みは他社との差別化に利用出来ますし、マーケティングや営業でもアピール・ポイントになります。
私は仕事上、多くの会社から洗い出した自社の強みをお聞きする機会があります。
そして、その強みを生かせているか尋ねると、生かそうとしても効果が出ていないと感じている会社が多いようです。
強みの使い方に問題がある場合もありますが、そもそも洗い出した強みは、本当に強みなのでしょうか?


多くの会社が、自社の強みを社内で検討して、リストアップしています。
リストアップした強みが効果が出ない場合、そもそも洗い出した強みのリスト自体に問題があるケースも多いようです。
社内で強みを洗い出すと、自社が力を入れていることが中心となります。
それは、戦略上の強みとして価値があるかどうかは分かりません。
強みが戦略上価値のあるかどうかの判断基準は、お客様にとって意味や価値があるかどうかです。
もちろん、お客様にとって価値があり、さらに対象となる要素が競合他社と比較して優れていれば、より戦略上価値が高くなります。
結局、強みが戦略上価値があるかどうかを決めるのは、お客様なのです。
この視点を外してはいけません。
強みとなりそうなテーマと要素をブレイクダウンし、リストにしたら、お客様やマーケットに評価してもらうことが大切なのです。
逆に、最初から自社の強みを最初から取り引きのあるお客様に尋ねるのも一つの方法です。
少なくとも、社内で検討しただけでは、戦略上価値がある強みかどうかは分からないのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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