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実は会社は弱い立場(4)

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2023/06/17 情報を更新いたしました。

現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビです。
ブログを訪問いただき、ありがとうございます。

このブログは経営者に向けて書いています。
経営者である以上、景気がどうあっても、人の指向性が変わろうと利益を上げ、会社を生き残らせることに責任があります。
ですので、経営者や管理職に対して厳しいことを書いています。

しかし現場を見ていて問題のある社員が一定の割合でいること、増えていることも分かっています。
その中で特に会社の存続を危うくするような社員について書いていきます。
前回は、会社へ仕返しをする社員について書きました。
今回は、モラルの低い社員です。

社会人として、仕事人としての良識というものがあります。
従わなかったからといって、罰せられることはありませんが、従うことを暗黙の了解として成り立っているものです。
良識は知識なのですが、良識を知らない、あるいは知っていても従う必要性が低いと考える人もいます。
そのために、社内外に関わらず周囲の人とギクシャクする人が増えているようです。

そして、その場の雰囲気や気分に流されて行動して、その影響を考えることなく、あるいはその影響を過小評価して問題に発展する行動をする人も増えているようです。

ソーシャルメディアの悪い影響とも言えます。
面白いことかもしれませんが、より過激、より人が知らないことなど、より大きな反響を得るための投稿がエスカレートしています。

ニュースにもなったコンビニのアイスクリームのケースの中に入り寝転んでいる画像の投稿や、来店した芸能人などの投稿もその一例です。
いたずら心だったり、面白がってしている内にエスカレートしたり、出会った場面に興奮したりするのは誰にでもあることです。
しかし、影響を考えるとどこかで歯止めをかけないといけません。

これは良識に従う意識と根本は近い印象を持っています。
影響を考えて行動するモラルへの意識が弱いのです。
このような行動は、お客様の反感を買ったり、イメージを悪くしたり、信用を失ったりすることで社業に大きなマイナスの影響を与えます。

前回のブログで書いた会社に仕返しする行動のように悪意がある訳ではありませんが、会社への影響は同じように大きく、完全に防ぐのは困難です。
モラルの低い社員が引き起こす問題に対しても会社はかなり無力なのです。

今回は、モラルの低い社員について書きました。
次のブログでは、今まで書いてきたことをまとめてみます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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