ビブラビ記事一覧

実は会社は弱い立場(1)

現場力強化の画像
2023/06/17 情報を更新いたしました。

現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビです。ブログを訪問いただき、ありがとうございます。

このブログは経営者に向けて書いています。
経営者である以上、景気がどうあっても、人の指向性が変わろうと利益を上げ、会社を生き残らせることに責任があります。
ですので、経営者や管理職に対して厳しいことを書いています。
しかし現場を見ていて問題のある社員が一定の割合でいること、増えていることも分かっています。
その中で特に会社の存続を危うくするような社員について書きます。
最初は、ブラック企業に仕立て上げる社員です。

先日、ある会社が不当解雇したとして処分を受けました。
当然ながら世間の人はその会社をブラックだと思うはずです。
ところがその会社の知人から話を聞いたのですが、実際は違うようです。

私の知人とは違う部署で起こったことですが、社内で以前から問題になっており情報も流れていましたし、その実態を実際に見聞きすることもあったそうです。
その方によると、部署に中途採用で入社した社員に問題があったようです。
その会社には労働組合がありませんでした。
一部の社員は任意で業界の組合に加入していましたがその会社単独の組合はありませんでした。
その中で中途入社した社員は組合を作り、会社に様々な要求をするようになりました。

もちろんそれ自体に問題はありません。
問題は、その後の行動です。
担当として与えられた業務にそもそもの雇用契約と内容が違うと不満を訴えて業務を拒否する、他の社員と比較しても与えていた業務は多くなかったのですが、その業務をこなさない、その上、組合活動のために業務をしない時間を取る、などを続けたのです。

さらに同じ部署の社員を組合に勧誘し加入させ、仲間を増やしていきました。
任された業務をしないで会社に居座る社員が増え、その部署の業務は回らなくなりました。
その部署の管理職は業務を回すために一人深夜まで残って部下がやり残した仕事を片付けていたそうです。
部下に業務をこなすように指示や命令をすると労働問題に発展させ、会社との交渉事にしていったそうです。雇用契約と業務内容とが違う、教育が不十分なまま業務に当たらせる、不慣れな業務にも関わらず能力以上の量の業務を押し付ける、それなのに、残務を処理するようにと残業を強要される、指導や注意が厳し過ぎて精神的に傷ついた、など、周囲から見ていて管理職の対応に問題があったとは見えないレベルのことを、パワハラだと主張し、管理職を攻撃し、会社に改善を求め、改善されるまでは業務をボイコットするという状況だったそうです。

当然、会社としても対応したのですが、以降のことは次のブログに書きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます

アーカイブ

オフィスビブラビ公式Facebook

PAGE TOP