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出生数減少が予想を上回るペースで進行

グラフを広げて持つビジネスマンの手

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

昨年生まれた子供の数が発表されました。これはビジネスにどんな影響を与えるのでしょうか?

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少子化ペースが予想を上回るペースで進行していることが報道されています。少子高齢化の問題は深刻です。年金などの社会保障制度が維持できなくなります。働き手が少なくなることもさまざまな問題を引き起こすでしょう。

この影響はビジネスにも及びます。人口の年齢構成が変われば、さまざまな面に影響が出ます。

まずビジネスでは利益を出さなくてはなりません。そこで通常最も重視されるのは、いかに売り上げを作るかです。売り上げを作るためには、ニーズのある商品やサービスを開発し、必要としている人に届けなくてはなりません。ニーズは年代やライフスタイルによって変わります。

例えば少子化が進むということは子育て世帯が減るということです。このことは例えば子供に必要な服、玩具、そして教育などを求める人が減るということを意味します。つまり子育て世帯マーケットが縮小していきます。

逆に高齢世帯が増えるので、高齢者を対象にした商品やサービスのニーズは高まるでしょう。平均寿命が伸びている中で年金制度が維持されるかどうかが不安視されています。ニーズのある対象者数は増えても、対象者が増えるのと同じように消費額が増えることは期待できないでしょう。

人口そのものが減ることでマーケット全体は小さくなるでしょう。その上一般的に最も購買力を持っているのは現役世代が減るのです。人口が減少する以上のペースでマーケット全体が縮小するのは明らかです。マーケットの変化が予想される中、どのようにビジネスを成り立たせていくのかが課題になります。

さらに少子化がもたらすのは労働人口の減少です。ITやAI、ロボットなどを活用することで労働力不足に対応することが必要であるし可能だと言われています。専門家や評論家で、そうだと言う人がテレビなどにはよく出ています。

しかしそれは現実的でしょうか?昨今増えている人手不足倒産は、ITやAIを活用し、ロボットなどの機械化を進めていれば避けられたのでしょうか?私は間違っていると考えています。現場を知らない人の理想論でしかないと思っています。

今、人手不足で倒産している会社の多くはサービス業です。サービス業は人がすることで価値を生み出すビジネスです。そして、待遇だけでなく、働き方改革が難しいことで条件的に働き先として人気がなく、採用に苦労している業界です。

この働き手を確保することが難しい業界は、サービス業だけに留まらず多くの業界に広がっていくと考えています。どの業界にも、人が中心となってすることが重要な業務を担う部門はあり、その部門の働き手を確保することが難しくなるからです。

人気のない仕事内容や環境の仕事がなくなることはありません。そして、このような業務を担う人がいなければ、会社全体として仕事が回らなくなります。そして、社会全体でも同じことが起こります。

少子化は大変だと言われていますが、全ての業界にとって関係のあることです。商品やサービス、マーケットを見直さなくてはならなくなります。従業員の確保が難しい中でどのように業務を回すのかも考えなくてはなりません。

今は大きく問題になっていなくても、将来起こるであろう変化に適応できるように準備するのは経営者の役割です。本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

応援しています!

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