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【注意喚起の効果の限界と問題点(1)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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ありがとうございます。
JRの駅のホームでの
アナウンスを聞いていて
思ったことがあります。
これはJR西日本だけかも
しれませんが、
歩きスマホを止めるように
概ね次のように
アナウンスしています。
ホームを歩きながら
スマートフォンを操作すると
電車と接触したり
ホームから転落する
可能性があり
大変危険です。
このアナウンスを聞いて、
ふと疑問に思いました。
このアナウンスは
最適なのか?
という疑問です。


多くの人が
スマートフォンを見ながら
駅のホームを歩いています。
実際に事故も起こっていますが
その確率は非常に低いです。
もちろん事故が起こると
本人は大怪我するでしょう。
しかし、
歩きスマホをしている人は
自分は大丈夫と
思っていると思います。
私は歩きスマホはしませんが、
車の運転中の脇見禁止や
シートベルトの着用など、
自分がしていることに関連して
注意喚起されていることは
たくさんあります。
注意喚起された瞬間は
それなりに注意しますが
普段は忘れていますし、
注意されていることを
してしまうこともあります。
少しなら大丈夫、
自分は大丈夫と思う人が
多いのだと思います。
自分は大丈夫と
思ってしまいがちです。
ですので、
ホームでの歩きスマホについて
いくら危険性を伝えても
止める人は少ない
というのが現実なのです。
と言うことは、
危険性を訴えても
あまり効果はないと言えます。
これは会社の
コンプライアンスなどの
社員への指導にも
同じことが言えると思います。
守らないことで
起こる悪いことは、
上司からの叱責や
起こった問題に対して
責任を取らされることです。
全ての決めごとを守るのは
現実には大変です。
これくらいは、
少しくらいは大丈夫だろう
という気持ちになります。
そして実際に
ほとんど問題が起こることは
ありません。
そしてだんだんと
守らないといけない
という気持ちが
弱くなっていきます。
実際に起こる可能性が低いと、
何か悪いことが起こるから
という形での
注意喚起や指導の効果は
限定的だと考えています。
そして、
このような起こる可能性のある
危険性を訴える方法には
別の問題点があると
考えています。
その問題点については
次回のブログで
考えてみます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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