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【職場に新しい仲間の迎える現場力】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
新年度には新しい仲間が入って来ることが多いようです。
新入社員もいるかもしれませんし、異動して来る社員もいるかもしれません。
新しい仲間をどのように迎えていますか?


多くの会社では、朝礼などで新しい仲間を紹介するようです。
そして上司が新しいメンバーを連れて、職場の中を紹介して回る会社もあるでしょう。
そして、仕事を教え始めます。
これは当然のことですが、仕事を覚えてもらうのと同じくらい大切なことがあります。
それは、職場の仲間として受け入れることです。
職場は1つのコミュニティーです。
すでにあるコミュニティーに初めて入る時には緊張するものです。
特に新卒の新入社員の場合は、会社という所自体が初めてです。
その緊張は、異動してきた人以上に大きいはずです。
まず、緊張を解くために、歓迎会などを行う職場もあると思います。
ざっくばらんな場で交流することは効果的です。
しかし、それはきっかけに過ぎず、それで緊張が取れるわけではありません。
職場は業務を遂行するために存在します。
職場が円滑に機能するには、新しいメンバーには、仕事を覚えるだけでなく、仲間として溶け込んでもらうことも重要です。
強い現場には、新しいメンバーを職場の仲間として受け入れるのが早いという特徴もあります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
新しく入って来たメンバーに声をかけるなど、積極的に交流することが効果的です。
しかもメンバー全員が意識して継続的に交流する必要があります。
人が人との距離を縮め、お互いに親近感を感じるには、関わる機会の積み重ねが必要です。
コミュニティーの一員として溶け込むには時間がかかるものなのです。
さらに、どの程度の関わる機会があれば安心感を得られるかは個人差があります。
緊張が取れてきているか、安心感を感じているかを、一人ひとり見ていくことが大切です。
新しく入った人には、緊張感もありますが、遠慮もあります。
また、コミュニティーの一員として溶け込ませるには、元からいるメンバーの働きかけの方が効果が高いようです。
元からいるメンバーの方から積極的に声をかけることが大切なのです。
あなたの職場の新しい仲間を溶け込ませる力は十分ですか?
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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