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進捗管理は難しい

分析のためにグラフを見つめる

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

ビジネスの実行段階で重要なことの一つに進捗管理があります。これに苦労している会社は多いです。

ビジネスの計画は長期、中期、短期と分けて作られることが多いです。その中で短期計画である年間計画が最も具体的に作られます。年間計画では売上や経費などの目標数値が決められています。

この数値目標は最終的に年度末に目標通りであれば良いものです。しかし当然ですが、最終数値は、日々の数値の合計です。そして、最後になって辻褄を合わせられるものではありません。そこで大切なのが、定期的に進捗を管理することです。進捗を管理するとは、具体的には済んだ期間の結果数値に、期末までの予算とのズレを予測し、必要に応じて対策を立て、立てた対策を実行することです。

この進捗管理の必要性は理解されていても、確実に実行されている会社は多くありません。これには主に二つの原因があります。

一つ目は、現場の忙しさです。業務をすることで手一杯で、進捗管理をする余裕がないのです。

二つ目は進捗データを揃えることに問題があることです。過ぎた期間の結果のデータが揃わない、あるいは揃ったとしても、かなり遅れるため、適切な対策を考え、タイミング良く実行することができないのです。

予算は部門ごとに割り振られています。進捗管理をするのは、その部門の管理職の役割です。しかし、最終的に結果が予算と大きく差が発生すれば、それは会社全体、つまり経営者の問題です。

ただ管理職にプレッシャーを与えれば良いわけではありません。進捗管理できるように、部門の業務量に応じた要員の配置、管理職の業務内容を決めているのは会社です。適切なタイミングで結果データを揃える仕組みを作るのも会社です。進捗管理を確実に実行する上で、経営者の役割は大きいのです。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

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