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関西勢対決で盛り上がった日本シリーズ

優勝した少年野球チームの帰りのバスの中

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

今年のプロ野球は関西チーム同士の日本シリーズでした。阪神タイガースの日本一で、関西は盛り上がりました。

スポーツを観るのは好きですが、特に野球に興味があるわけではありません。特に応援しているチームもありません。それでも今年のプロ野球はセパ両リーグ共、関西のチームが優勝、クライマックスシリーズも勝ち上がり、日本シリーズで戦うことになりました。周囲の盛り上がりはすごいものでした。

どちらのチームのファンというわけではなくても、関西のテレビでは連日、日本シリーズを長い時間扱っていました。自然と詳しく知ることになります。

野球に限らず、スポーツで興味があるのは、戦略、戦術の選択、人選、育成、トレーニングや準備、監督やコーチのマネジメント手法などです。いずれもビジネスでも参考になることです。

どちらのチームもペナントレースを制し、日本シリーズでも最終戦までもつれこみ、どちらが日本一になってもおかしくないほど強いチームでした。阪神とオリックスはチームカラーが全く違います。監督のマネジメント手法も違います。例えば選手起用で言えば、多く取り上げられているのが、打順です。阪神は一年を通して同じ選手を使い、同じ打順で通そうとしました。一方オリックスは、シーズンを通して試合ごとに使う選手も変え、選手が同じでも打順を変えてきました。全く対照的です。

一般的には打順は固定した方が良いと言われているようです。しかし、選手には好不調の波があります。相手投手との相性もあります。臨機応変に打順を変えることが良いというのにも一理あります。

今回の阪神とオリックスは全く違った戦略で打順を組んできました。どちらも良い結果を出しました。固定するのと毎試合変えるのと、どちらかが正解とは言えません。しかし、戦略が違えば、良い結果を出すために必要なことが違います。どちらのチームも、選んだ戦略で結果を出すために必要なことを実行できたことがポイントです。

戦略や戦術には多くの選択肢があります。同時に複数を選ぶことは現実的ではありません。どれか一つを選ばなくてはなりません。まず、実際のメンバーの持っている能力や特徴を最大限に生かすには、どの戦略をとるのが良いのかで選ばなくてはなりません。そして選んだ戦略で結果を出すために必要なことを適切に実行することが重要です。

スポーツの世界も、ビジネスも最終的には結果が全てです。勝てば官軍、負ければ賊軍、と言われるように、勝てば評価され、負ければ批判されます。会社では、どの戦略を選ぶのかを決めるのも、それを従業員に実行させるのも経営者の役割です。当然、結果責任を問われるのも経営者です。本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

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