オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
工場だけでなく多くの所でロボットが使われ始めています。人がする仕事はどうなるのでしょうか?
先日テレビで、身近な所で活躍している最新のロボットが紹介されていました。紹介されていたのは、飲食店で注文されたものを席に運ぶロボットや、生産ラインの中に入って人と一緒に人と同じ作業をするロボットでした。
以前のロボットと言えば、工場などの生産ラインで人の代わりに危険であったり、負担が大きい作業を正確にしてくれるものでした。今は、人の代わりというだけでなく、人と一緒に働くものが増えているようです。当然、人と同じ場所で一緒に使っても安全なものが開発されています。
このようにロボットを活用出来る場面は増えています。これからも増えるでしょう。観ていた番組では、ロボットを活用する良い点に焦点を当てていました。しかし、ロボットが人に置き換わることで人の役割はどうなるのでしょうか?
ロボットや機械の導入で、工場などではいわゆる職人が不要になりました。工場で必要なのは機械やロボットを操作出来る人です。これによって、人に求められることが手先の技術から、コンピューター操作やプログラムが出来ることに代わりました。必要な人員の数は減りましたが、従業員に新しく必要になる知識やスキルを身に付けさせることで雇用を続けることができました。それでも必要な従業員の数は減っています。
ところが、飲食店や工場の生産ラインなどでは様子が違います。もちろんロボットを操作する人は必要ですが、ごく少数で十分です。一方、多くの人が行なっている業務をする人の数は導入したロボットの数だけ不要になります。
今回のロボットの話しは、いわゆるホワイトカラーの事務系の業務でのIT、AIにも通じるところがあります。今まで人がしている業務を機械やロボット、コンピューターが行なうようになるのです。特に多くの人出をかけて人海戦術でしていた業務を人がする必要がなくなっていきます。そして確実に必要な従業員の数が減っていきます。ロボットだけでなくITやAIは人の雇用を奪うのです。
会社としては、IT、AI、機械、ロボットを使っていかなくてはならないでしょう。そして、これらを活用するために必要な人材を確保しなくてはなりません。新たに雇う必要もあるでしょうが、今働いてくれている従業員はどうしたら良いのでしょうか?もちろん、新しく必要となる知識やスキルを身に付けてもらうように機会を与え、育成することも大切です。しかし、全員を雇い続けることはできないでしょう。
会社として生き抜くためには時代に合わせて変化しなくてはなりません。新しいものを導入し、活用しなくてはなりません。そして、それは従業員の選別、解雇も伴います。経営者としてもできればしたくない、嫌なことでしょう。それでも、会社のために決断しなくてはならないのが経営者です。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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