ビブラビ記事一覧

組織運営方法を再考する機会

荒涼とした道のない場所に一本の道路標識

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

労働環境や個人の価値観が大きく変わっています。会社組織の運営は変化について行っていますか?

かなり前から、仕事や会社の優先順位が相対的に下がり、個人の生活を以前よりも重視する傾向がありました。そして女性の社会進出を求めると同時に家族の中での役割に対する考え方が変化してきました。これらの時代の要請から働き方改革が政府からも求められるようになりました。そして、新型コロナの影響で、リモートワークなど全員が出勤しないで業務を遂行しなくてはならない事態に対応しなくてはなりませんでした。

多くの会社が苦慮しながらも、これらの変化に対応してきました。人事制度を変え、仕事の仕組みを変えてきました。変えなくてはならないものは変えなくてはなりません。そして、変えてしばらくは、会社も従業員も不慣れながらも適応しようとします。しかし、しばらくすると問題が起きたり、課題が見つかったりします。それでも仕事はこなさなくてはならないので、会社、管理職、従業員全てが苦労しています。今、そのような状況になっている会社が多いようです。

例えば働き方改革です。働き方改革で従業員は、休みを取り、時短勤務が出来るようになります。つまり従業員全員がフルタイムで働かない前提で仕組みを考えなくてはなりません。そのためには、業務を複数で担当する形にしなくてはなりません。どの業務も自分以外の人でも出来るようになっていきます。担当している従業員から考えれば、自分でなくても良いのです。担当する業務を持っていることで、責任感を感じますし、任されていることで誇りも感じます。自分でなくても良いことが、貢献度や会社からの承認のレベルが下がると感じる従業員もいます。そして、仕事へのモチベーションが下がっている人も少なくないようです。

また、リモートワークでも、課題が出てきています。管理職は、どのように業務を管理すれば良いのか、育成や指導を行えば良いのか、部下の困りごとなどをどのように拾い上げれば良いのか、どのようにチームをまとめるのかなどに不安を感じています。部下も、疎外感を感じたり、業務が意外とはかどらず、自己管理の難しさも感じている人が少なくないようです。

働き方改革もリモートワークも、望んでいる従業員が多いでしょう。しかし、現実となったことで気付くことも少なくありません。元の方が良かった部分にも気付きます。会社や管理職も要望に応えるために制度や仕組みを考え、変え、対応してきたはずです。新たに上がって来ている、従業員の不安や不満に対処するのに苦慮しています。

何事にも良い点もあれば課題もあります。何かを変えれば、他にも影響を与えます。その全体像が事前に全て見えていることはありません。働き方改革もリモートワークの導入も、良い点は多いですし、対応しなくてはならないことです。

働き方改革やリモートワークの導入に関して、さまざまな指針やノウハウがあります。しかし、大きな枠組みや方向性としては参考に出来ますが、全ての会社に当てはまるわけではありません。会社はそれぞれ独特です。自社に合った制度や仕組みを作り上げなくてはなりません。しかし、このような大きな変更、会社全体に影響が及ぶ変更に対応した経験がある会社は多くありません。この取り組みは、会社にとっても、管理職にとっても、そして従業員にとっても一種のチャレンジなのです。

このような経験も乏しく、正解もないものであっても、自社に合った制度を作り上げる取り組みを推進しなくてはなりません。そそてそれを先頭に立って行わなくてはならないのが経営者です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

応援しています!

アーカイブ

オフィスビブラビ公式Facebook

PAGE TOP