オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
従業員の採用は会社にとって重要です。どのような人を雇うと良いのでしょうか?
多くの会社が優秀な人材が欲しいと言います。会社は仕事をし、その仕事を通して会社の事業に貢献してもらうために人を雇います。当然、仕事が出来る人を雇いたいと考えます。
ところで、優秀な人とはどんな人でしょうか?
まず、広く知識を持っていたり、業務に必要な分野の知識が深いなど、知識が豊富なことも条件の一つでしょう。多くのスキルを持っているのも条件の一つでしょう。知識やスキルを持っている証として、資格を持っていることも条件の一つになるでしょう。これらの条件を満たしていれば、実務に使える能力を持っていると言えるでしょう。これも優秀であるかどうかを判断する一つの見方です。
しかし、実際には、知識やスキル、そして資格を持っていても、十分な結果や成果が出せない人もいます。逆に、知識やスキルも資格も多く持っていないにもかかわらず、人並以上の結果を出している人もいます。ある意味、知識などを十分に持っている証、そして頭が良い証として一般的に通用している学歴も同じです。勉強は出来たかもしれないけれど、仕事は出来ない人は多くいます。知識やスキルや資格、そして学歴は、履歴書やテストなどから知ることが出来ます。他の応募者と比較することも出来ます。これで優秀かどうか判断出来れば良いのですが、そうはいかないようです。
では、何を見れば、成果を出し、会社に貢献してくれる可能性の高い人を知ることが出来るのでしょうか?
コミュニケーション能力が高い人?
人当たりの良い人?
人付き合いの上手い人?
これらも結果を出す可能性の高い人の要素です。そこで、集団面接を行なったり、グループワークをさせたりする会社も多いようです。そこでの様子を観察すると、これらの要素について知ることが出来るでしょう。しかし、その評価は見る人の主観や好みが入って来ますので、応募者を比較するために使う上で注意が必要です。また担当業務によっては、あまり影響しないかもしれません。
では、何を見れば良いのでしょうか?
私がお勧めしているのは、人生や仕事に対する考え方や姿勢です。基本的に、前向きな人が望ましいです。もちろん、直接質問して答えたものが本心とは限りません。面接用に事前に考えて準備したものかもしれません。質問だけでなく、グループワークの中に、考え方や姿勢が表れるような仕掛けを組み込むと良いでしょう。
そして、経営の神様と言われている松下幸之助氏が、人を雇うかどうか決める時に使っていた基準がが役に立つかもしれません。それは、自分は運が良いと思っている人を雇う、という基準です。運が良いかどうか尋ね、その答えの内容と、答えている時の表情などを観察するのだそうです。
ただ、知識やスキルや資格などのように、見えやすいもので採用するかどうか決める方が簡単です。しかし、それでは本当に会社が望んでいる優秀な人かどうかを判断することは難しいようです。人を多面的に評価する必要があります。それには時間も手間もかかります。それを採用を担当する人にするように指示出来るのは経営者しかいません。そして、考え方や姿勢を最終的に判断するのも経営者の役割になるでしょう。どのような人を雇うかは、会社にとって重要事項だからです。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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