オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
さまざまな物の値段が上がり、コストが上昇しています。このような状況の中、価格や料金はどうしますか?
原材料の価格や仕入れ値が上がっています。輸送費も上がっています。一部の業界では人手不足で募集しても人が集まらず時給が上昇傾向です。その結果、政府からの賃上げ要求だけでなく、人件費が上がっています。
コストが上がっているのですから、価格や料金を据え置けば利益は減ります。コストの上昇幅によっては、利益が減るどころかゼロ、あるいはマイナスになるかもしれません。コスト削減と言っても限界があります。必要なものは必要です。ある程度の利益を上げるには、値上げしなくてはなりません。
一方、ビジネスの競争は厳しいです。競合他社が値上げしない中で値上げをすれば、他社にお客様は流れるでしょう。また、他者に流れなくても、買い控えするお客様もいるでしょう。
値上げをしても総売り上げが増えなければ、人件費など固定費の増えた部分をまかなえないかもしれません。その上、他社に流れるなど、今のお客様を失えば、取り戻すのは簡単ではありません。それだけ値上げは勇気と覚悟の必要な決断です。それでも、リスクを分かった上で、値上げを決断しなくてはならないかもしれません。会社の存続がかかっているのです。
コスト増への対処は、全ての会社にとっての難問です。そして値付け(=プライシング)は経営の意思決定の中でも特に難しいものの一つです。しかし、いくら難問でも、値上げするのか据え置くのか、どちらか答えを出さなくてはなりません。この難しい意思決定を行なえるのは経営者しかいません。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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